イタリアでは昨日・3月19日が父の日でした。キリスト養父がジュゼッペ(ヨセフ)なので、昨日の聖ジュゼッペの日が父の日になっています(てことは、カトリックの国は皆同じかな?)。こちらに来るまで知らなかったのですが、父の日って世界中で日にちが違うのですね。てことで、父の日の前日の日曜日にマンマ宅にランチに行ったら、フィレンツェのカーニヴァル時期、そして聖ジュゼッペの日に食べるフリッテッレを作っていました。これ、舅の大好物だったんですよね・・・私もマンマレシピを伝授してもらったので、気になる方は作ってみてくださいね。
さて・・・イタリア語でお父さんをなんて言うか知ってますか?呼び名・日常的な意味で「お父さん」は、papa’ (パパ―)ですが、トスカーナでは違うんです!トスカーナでは、babbo (バッボ)。なんとそれを調査しているコミュニティがFBに存在し、その最新の調査(2017年8月20日投稿)ではこんな風に・・・サルデニアはそうだと聞いたことあったけど、カンパーニャ州やプーリア州でも「バッボ」と呼ぶ地域があるということにびっくり!こういう方言ネタ、大好きです。日本でも関西で「オトン」と言うように、地域で違いがあるのかなー。
ちなみに上記のFBコミュニティによると、フィレンツェでは99%が「バッボ」。うちの「バッボ」は、冗談でも息子たちが「パパ―」と呼ぶとマジ怒りします(苦笑)長男のクラスで、お父さんがトスカーナの人なのに「パパ―」って呼んでる子がいて、そのお父さんに何でか聞いてみると、面白い答えが。「バッボってウクライナではお婆ちゃんって言う意味なんだよ💦」!!ここの家族はお母さんがウクライナ人(現在ロシア)なのでこんな状況が!
そしてパパ―の発音ですが、2番目のパにアクセントがあります。似ている単語に Papa がありますが、これは「パーパ」と一番目のパにアクセントがあり、意味は「(ローマ)法王」になりますので、間違えないように注意!笑。