私が留学した当初は、フィレンツェ旧市街にはほとんどスーパーがありませんでした。しかし!今では空き店舗が出るとスーパー、というくらい多くなり、本当に便利!旧市街そとの大型スーパーよりは価格は若干高いですが、特にアパート滞在の方には強い味方。アパート滞在でなくても、早く安く食事を済ませたり、お土産も買えたり・・・ここでは、旧市街で店舗数もおそらく一番多い、CONAD グループのSAPORI & DINTORNI を例に利用方法を書き出してみますね。
1) お土産・ワインの調達に
SAPORI & DINTORNI の Via Borgo San Lorenzo 店は、入ってすぐの棚がトスカーナの名産品コーナーになっています。
ハチミツ、ジャム、ペースト、パスタソースなどなど。パスタソースなどは、滞在中の食事にも便利ですね。
もちろんワインもこの量!!!その日に宿で飲むワインや、お土産のワインを買ってみてください。(高級ワインは鍵付きのケースに入っているので、スタッフに声をかけましょう)
2) 軽く早く済ませたいときは、パニーノ&お惣菜
この店舗は入ってほぼすぐ、左側にパンコーナーがあります。
が!パンはもちろん、切り売りピッツァ、ミニピッツァ、
いろんなバリエーションの2.90ユーロ均一パニーノ!
ここで1つづつ包んで価格シールをつけてくれますので、お会計は最後のレジで。
あと、おやつもここで♪
シュークリームやドーナッツ、そしてスフォリアテッラやカンノ―ロなどのシチリア菓子も。8月末~10月頭くらいまでは、カウンター上で「ぶどうのスキアッチャータ」やそのイチジクバージョンなんかも売っていますのでそういう季節もののお菓子も見逃さないようにしてくださいね。
そして店舗の中ほどには、ハム&チーズ&お惣菜カウンターが。
夏は冷製パスタやファッロのサラダ、パッパ・アル・ポモドーロなど、他にもイワシのマリネやシーフードサラダなど、すぐに食べれるお惣菜がいっぱい。大半が量り売りです。好きなものを指さしか名前をいれば、「どれくらい?」と聞かれますので、言葉が分からなくても手で大きさやボリュームを伝えて下さいね。
価格の近くに「al kg」とあればキロあたり、「al pz」とあれば1つあたりの価格です。(写真がちっちゃくてゴメンナサイ!)
3) 野菜や果物を欲しいだけ買う
この店舗の場合、パンカウンターのすぐ先が野菜と果物売り場。こちらもパックになっているもの以外は量り売りで、キロ当たりの価格表示です。
赤で囲んだように価格はキロあたり、青は量り上での番号になっていますのでまずはコーナーの端にあるビニール袋と手袋を使って、1種類を1袋に欲しいだけ欲しいものをとり
こちらの量りに置いて、番号を押します(絵も描いてあるから分かりやすい)。すると価格シールがビビ―っと出てくるので、それを袋に貼って完了!
4) 水や飲料もここで買いだめ
結構バンバン購入してしまうのが、水。バール(カフェ)やお土産屋さんにも売ってますが、だいたい500mlで1ユーロ。これもスーパーで買えば30セント前後で売っています。6本でまとまっていますが、びりびりビニールを破いてほしいだけ買えますし、宿泊先が近い人は、いったん丸ごと買って買い置きしましょう。コーラなどの飲料も、バール(カフェなら)たいだい500mlで2~2.5ユーロ。これもスーパーなら1ユーロかそれ以下・・・ちりも積もれば節約になります。
夏、今ここで冷たいものが飲みたい!という方には、冷蔵庫に入ったものも売ってます。SAPORI & DINTORNI は他にも、駅近くの Via Largo Fratelli Alinari 店、ヴェッキオ橋近くの Via de’ Bardi 店 と便利な場所にありますよ~・・・決して CONAD の回しもんではございません(笑)。今回はフィレンツェのCONADを例に出しましたが、他の町の他のスーパーでも大半はこんな感じですので、参考にしてみて下さいね!
※ 地元民の方、旧市街のスーパーはほとんどが BUONI PASTI が使えます!ただし食料品のみ。