9月のフィレンツェのお楽しみ!ぶどうのスキアッチャータ

9月に入ると一斉にフィレンツェとその近郊のパン屋さんでお見かけするのが、この Schiacciata con l’uva =ぶどうのスキアッチャータです。スキアッチャータは、いわゆるフォカッチャで、どうやらトスカーナだけの呼び名のようですが、生地をのばす時にschiacciare(押す)することからきています。なので、塩味のschiacciataも、このぶどうの甘いスキアッチャータも、指で押したくぼみがあります。

このぶどうのスキアッチャータは、ワイン用の赤ぶどうを使ったもの=サンジョヴェーゼ、カナイオーロなどのトスカーナ赤ワイン用の品種。トスカーナではスキアッチャータ用のぶどう、として売られているので間違いないのですが、売っていない地域で食用のぶどうで代用しても、このトスカーナのぶどうのスキアッチャータとは同じ味にならないそうです。まさに、トスカーナだけのお楽しみ!とても美味しいのですが、このスキアッチャータのぶどうは種ありでそのまま使うので(イタリア人は果物としてそのまま食べる時もぶどうの種も皮も食べます)、食べる時にゴリゴリ音が・・・種好きの方は、この種が香ばしくてたまらない!と言うのですが、苦手な方は種なし(senza semi) をどうぞ。この時期にフィレンツェにいらっしゃる方は、パン屋さん、スーパーのパン売り場で、ぜひ買ってみてくださいね。

材料(レンジ皿・直径20~24cm程度)

◎小麦粉・500g ◎水250cc、◎生イーストキューブ・1個(25g) ◎ぶどう・約1キロ ◎砂糖・大さじ2~4杯(2杯だとぶどうの酸味が感じられますが、甘みは物足りない感じです。こってり甘め好みの方は4杯で)、◎はちみつ・適量 ◎好みでアニス・シード

作り方

 1. 水にイーストを溶かし、小麦粉の中に入れてよくこね、1時間ほど発酵させる

2. ぶどうは房から粒を取り、洗っておく

3.パン生地を半分とり、厚さ5mmくらいまで薄くする

4.伸ばした生地の上にぶどう半量と好みでアニスシード、砂糖大さじ1~2をまんべんなくのせる

5.残りのパン生地も同様にのばし、4.の上にのせ、更に残りのぶどうと砂糖大さじ1~2をのせ、好みでアニスシード・はちみつをたらす

6.レンジ皿にレンジペーパーを敷いて5.をのせ、200度に温めておいたレンジに入れ、40分程度で出来上がり!

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