オルチャ渓谷、星空の下の温泉プール

トスカーナは何気に温泉天国! 州内で私が知っているだけでも8か所、行った場所は5か所。そのうちの1つがオルチャ渓谷のサン・クイーリコ・ドルチャの分離集落である、バーニョ・ヴィニョ―ニです。

メディチも愛した古の温泉地、「バーニョ・ヴィニョーニ」

小さな村の中央にはどどん!と大きな浴槽があり、ここでかつてメディチ家が温泉を楽しんでいたとか・・・もちろん今はここには入れませんが、この周りにあるホテルでSPAを、あるいは村の下にある天然温泉を楽しむことができます。

今回、私たちが行ったのは、4つ星ホテルのポスタ・マルクッチ。実はここはかつて他のホテルに比べてレトロですが良心価格の3つ星ホテルで、子どもがいない時(つまり20年近く前!!)にここの温泉プールの夜間営業に行ったことがありました。星空の下、月に照らされたロッカ・ドルチャの要塞を眺めながらゆったりと温泉に浸かる・・・この至福の時をもう1度!と思ってから時は過ぎ・・・ホテルは美しくモダンに改装され4つ星ホテルになりましたが、温泉プールの夜間営業は継続、その名も「Bagno sotto le stelle=星空の下の入浴」・・・料金は倍になりましたが、久しぶりだしもうそれは仕方がない!

ビジターは予約制で、コースは2種類。営業時間が20時~23時と3時間だけなのもあって、私たちは30ユーロのコースへ。このコースでは、熱めとぬるめの2つの温泉プール入場(打たせ湯、ぷかぷかクッション、ベンチあり)、ビーチベッド&ミニテーブル、飲み物とおやつのミニブッフェにシャワー付更衣室使用(シャンプー、リンス、ボディーシャンプー、ドライヤー完備)、ビーチタオル貸出。50ユーロコースだと上記+室内のサウナやトルコ風呂なども使用できます。注意点はスイミングキャップが必須で現地で買うと5ユーロもしますので、家にある人は必ず持っていきましょう(サイトに未掲載+予約時にも言われなかったので、これはちょっとマイナスポイント👎)

とはいえ、温泉プールエリアに入ったらテンション爆あがりで、奥のテラス下にある更衣室ですぐに着替え、さっそく温泉ヘ。イタリアの温泉はぬるいのが普通ですが、ここの熱い方のプールは熱い湯が好きな日本人の私も満足の良い湯加減。49度の源泉がそのまま?入ってきていて小さめのプールなので、湯温がキープされてるのでしょうね。とはいえ日本の露天風呂よりはぬるめで38〜35度なのに、義妹には熱すぎるらしく、数分で32〜28度のぬるい方のプールへ。

夜は寒くなることもあるオルチャ渓谷の丘ですが、今年は酷暑なので温泉から出ても寒いことはなく、水着のままでビーチベッドに。寝転びながらゆったりと、浮かび上がるロッカ・ドルチャの要塞を眺める...これこれ、もう1回やりたかったやつは!

温泉に入ってはあがって寝転ぶを繰り返した後、実は入ってから気付いたミニブッフェコーナーへ。飲み物は水(ガスあり・ガスなし)とミントティー。食べ物は薄めのフォカッチャ、アーモンド入りビスコッティ(カントゥッチ)、ドライバナナ、杏の砂糖漬け、ナッツやドライフルーツミックスでした。

息子たちが小さかった頃はフリーの天然温泉にいくつか行ってそれももちろん大好きですが、たまにはちょっと贅沢にホテルなどの施設に行くのも良いですね✨ オルチャ渓谷は人気の観光地でありますが、ここバーニョ・ヴィニョーニには他にも温泉ホテルが数か所、天音温泉もあり。もっと秘境感を味わいたい方は、バーニ・サン・フィリッポもオススメです。下記に温泉関係のリンクを入れますので、ぜひお好みの温泉目指してトスカーナへ遊びに来て下さいね。

「白いクジラ」がいる森の天然温泉、バーニ・サン・フィリッポ

「世界一美しい天然温泉」、サトゥルニアのムリーノの滝

自然に抱かれて極上のリラックス!テルメ付きビオダイナミックのアグリツーリズモ

イタリアと日本の「温泉の違い」に注意!

ギャラリー(クリックすると拡大します)
基本情報

Albergo Posta Marcucci
Via Ara Urcea 43, Bagno Vignoni
Tel : +39 0577-887112

【夜間の温泉プール営業(星空の下の入浴)】
年間を通じて毎週金・土、20時~23時(22時50分に温泉から退出、23時に更衣室から退出)
入場は14才以上。
キャップ着用義務(忘れたら強制購入・5ユーロ)

  • 30ユーロ=温泉プール入場、打たせ湯、リラックスエリアと屋外庭園入場、飲み物・おやつミニブッフェ、更衣室(保証金10ユーロ、鍵返却で返金)、ビーチタオル
  • 50ユーロ=上記プラス、ジャグジー付きベネッセルーム、サウナ、トルコ風呂、塩の洞窟のリラックスルーム入場、バスローブとビーチタオル付

愛すべき、美しい30の村
飾らない、ありのままのイタリアへ!

人口や景観など、「イタリアの最も美しい村」協会が設けた厳しい基準を満たした村だけが加盟を認められる「イタリアの最も美しい村」。その中から、イタリア在住20年以上、トスカーナ州の田舎町に暮らす著者が、“忘れられない”30の村をセレクト。古きよきものが息づく小さな村の魅力を、旅先での出会いやエピソードをちりばめながら綴る。

本の詳細はこちら

 

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