イタリアでは大きく分けて、2つの結婚のパターンがあります。1つは市役所婚と、もう1つは教会婚。イタリアでは市役所に婚姻届けを出して終わり、でなく、教会式をやらない人は市役所で簡単なセレモニー付きで婚姻が行われます。
結婚の意志が固まったら、まずは市役所の婚姻課へアポをとって行きます。書類の説明と結婚したい日の調整などがあり、婚姻の前2週間には、届を出す市役所の掲示板に新しい婚姻の告知が出され、異議申し立てもできるよう・・・ま、これはきっと昔からの名残で、実際は異議申し立てはない、とは思いますが。結婚の当日は、フィレンツェの場合、ヴェッキオ宮殿の赤の間にて、15分ほどのセレモニーが行われます。これを正式な結婚式とする人もいれば、市役所婚でなく、教会で式を行う人もいます。カトリック国なので、教会婚が圧倒的に多いと思いきや、最近は半々くらいのようですね。
なぜいきなりこんな話?かというと、2月8日は私たちの15回目の市役所婚の記念日でした。市役所婚の・・・というのは、私たちは5月に教会婚も挙げているので、結婚記念日も2つ。何でそんなことに?なんですが、フィレンツェ大学入学時のビザでゴタゴタがあり、滞在許可証がどうなるか分からなくなったゆえ、突然のプロポーズ&突然の結婚となったから(苦笑)勢いで結婚したんかい!?と突っ込みたくなりますが、その突然の中でも、2人でじっくり話して決めたこと。それももう15年前かと思うと感慨深いですね。そんなわけで、市役所婚は日本からもイタリアからも立会人の友人以外が誰も来ず、カジュアルに済ませました。そして、招待も含めた本番はその3か月後・・・またそれについては、5月に気が向いたら書きますね(笑)。
愛すべき、美しい30の村
飾らない、ありのままのイタリアへ!人口や景観など、「イタリアの最も美しい村」協会が設けた厳しい基準を満たした村だけが加盟を認められる「イタリアの最も美しい村」。その中から、イタリア在住20年以上、トスカーナ州の田舎町に暮らす著者が、“忘れられない”30の村をセレクト。古きよきものが息づく小さな村の魅力を、旅先での出会いやエピソードをちりばめながら綴る。
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「トスカーナのおうちごはん春夏編20レシピ」
「コロナ・ロックダウン緩和直後のイタリア・フィレンツェ記録写真集(モノクロ版)」
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