夏も佳境ですが・・・ああ、今年は日本帰省がなかったので、ますます夏が、夏休みが長く感じます。ロックダウン中から数えると、もう半年も家族全員が毎日家にいる状態(ダンナは在宅勤務+週1出勤中)。なので、絶えず飯炊き。暑い中、飯炊き!!在庫もほとんどないので、そうめん・ざるうどん・ざるそばも使えない(号泣)
そんな暑い夏のランチは過去にも2回ほど紹介していますが、
今回は総集編?さらに4つの夏のイタリアン・ワンプレートをご紹介します。後者2つはたくさん作って持ち寄りの食事・ピクニックにももって行ける便利なメニューですよ。
カプレーゼ
日本でもお馴染みのカプレーゼ。トマトとモッツァレッラチーズのスライスを交互に並べ、バジルをトッピング。イタリアンカラーでテンション上がる1品!意外とボリュームもあり、そして何より全く火を使わないのが嬉しいですね。美味しい塩とオリーブオイルをたっぷりと。
ブレザオラ
ブレザウラは簡単に言うと牛肉の生ハム。普通の生ハムとは違って脂肪分がほとんどなく、味わいがあります。それをそのまま食べるのもアリ、ですが、イタリアではルーコラなどのサラダ菜と、パルミッジャーノチーズのスライスをかけるのが定番!まずはお皿に薄くオリーブオイルをひき、1枚1枚ブレザオラを並べます。ブレザオラの上にはレモンを絞って、更にその上に食べやすい大きさに切ったサラダ菜とパルミッジャーノのスライスを。パルミッジャーノの塩分があるので塩はかけませんが、最後にもうひとまわし、オリーブオイルをたら~りと。
ファッロ(またはオルツォ)のサラダ
ファッロ=スペルト小麦、オルツォ=大麦。これらを茹でて、いろんな具と混ぜるだけで出来上がりの夏の定番料理です。同じ具で、ショートパスタを混ぜて冷製パスタでも。うちの具の定番は
- カプレーゼの具(トマト、モッツァレッラチーズ、バジル)、塩&オリーブオイル味
- 玉ねぎ&ゆでエビ、ジェノヴェーゼ(バジル)ソース
- ゆでズッキーニ、サラミ、ペコリーノチーズ、塩&オリーブオイル味
最期の1つは千穂さんに教えてもらい、千穂さんが2つ目のを採用したのですが、こんな風に友人のやってる組み合わせを教えてもらうとバリエーションが広がります!
ちなみにファッロやオルツォはミネストローネに入れたり、リゾットの米の代わりに使ったりします。日本ではなかなか手に入らないと思うので、イタリアに来られた際に購入してもいいですね。基本500g袋で2ユーロくらいです。
夏野菜のクスクス
クスクスはシチリアや北アフリカでよく食べられますが、トスカーナでも普通にスーパーに売っています。もういつ頃から使い始めたかは?、そしてこの我が家の定番をいつから作り始めたのか?は覚えていませんが、我が家でクスクスといえば、この夏野菜のクスクス。毎年、息子たちの誕生日パーティでも作るのですが、これはママ友などから「このクスクスを食べるために来た」と言われるほど(笑)の大人気メニューなのです。作り方はいたって簡単で
- 玉ねぎ・人参・セロリの香味野菜を大き目のみじん切りにして炒める
- パプリカ、ズッキーニ、なすを小さめのさいの目にし、固い順に入れて随時炒める
- 白ワインで少し柔らかく
- 最後にトマトソースと塩で味を調整
- お湯に浸したクスクスと混ぜるだけ
ブレザオラやファッロは手に入りにくいかもしれませんが、他は今の日本でもわりと買いやすいのでは?夏にメニューに困ったら、ぜひやってみて下さいね。
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