ローマ観光で結構悩むのが、レストラン、ジェラテリアなど、食べるところ。星の数ほどたくさんあること、超観光地なのでハズれも田舎町より多いこと、などなど・・・そしてとても大きい町なので、観光ルートに合わせて美味しい場所をチェックしておくことが大事です。今回の旅行1日目はヴァティカンだったので、ジェラートはいつものお気に入りの「Old Bridge」へ。ここは、ローマっ子である友人が20年近く前に教えてくれたお店で、ローマ、いやヴァティカン周辺に行く際は必ず寄っています。サン・ピエトロ広場から美術館へ行く途中にありますので、美術館の前後にどうぞ。
今回は博物館の後に寄ろうと、道の向こうから写真を撮ろうとしたら・・・ゲ、バレた!おそらく創業者の1人と思われるおっちゃんが、茶目っ気たっぷりで手を振ってくれました(笑)。その後、横断歩道を渡って、ちょっと恥ずかしそうに店内へ・・・
ここの魅力は幅広いフレーバーの数々。TOP写真と上の写真でで30種類のラインナップ!定番のミルクやチョコレート、レモンにイチゴから、ヌテッラや塩キャラメルなど変わり種も(日によって変わります)。素材は厳選素材、色素・保存料・水素化脂肪もなしで、甘さも控えめ、本当に美味しいです。
迷っていて見つけた、TOP!と書かれていた「桑の実」のフレーバー・・・もう容器がほぼ空だったので、新しく作ってるか聞いてみると、もうないんだって(涙)。季節もので今回のものが最後だったらしいのですが、ちょっと待ってろ!と先ほどのオーナーらしきおじさんがスプーンにすくって味見させてくれました。ベリー系の他の味と似ていますが、酸味よりも良い意味でも青臭さがある自然の味です。では、結局何を選んだかというと・・・
ブルーベリーヨーグルト&ピスタチオ・クルミ入りのリコッタ。小が2ユーロとは、フィレンツェ旧市街ではほぼあり得ない価格で、かつボリュームもたっぷり。ローマの他のジェラート屋さんもそうですが、生クリームは無料サービスです!(フィレンツェだと50セントで有料トッピング)。
こんな風に、観光客がほとんどいなくても地元民がたくさんやってくる人気店。店は入ってすぐカウンターしかない小さいものなので、立って食べることになります。今回は、このオーナーさんが「隣の店の外席空いてたら座っていいよ!」と言ってくれたので座りましたが、この隣の店のおじさん怖かったので、オーナーのお墨付きがない限りは座らないほうがベターです(滝汗)。伊日中でなければ、斜め前の広場のベンチでどうぞ。
夏には欠かせない美味しいジェラート、ヴァティカンに行く際はぜひ!昼よりも夜、すごく混んでます。
基本情報
Old Bridge Gelateria
Viale dei Bastioni di Michelangelo, 5
+39-06-45599961
毎日営業、11:00-23:00
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