ガイドブックに載らないモニュメントたちに、ローマの凄さを体感する

永遠の都・ローマ。日本語のガイドに載っている場所だけでもそこそこ多くて、今まで10回以上行っている私でも、おそらく一番情報が豊富な「地球の歩き方」に紹介されている場所には全部行けていません(半分は仕事でメジャーな場所だけに行くからもあるけど)。しかしローマの凄い所って、どこにも載っていなくても、とんでもないお宝があちらこちらに散らばっていること!それを実感したのは、日本大使館に行く前に寄った「サンタ・マリア・デッリ・アンジェリ教会」がなぜか閉まっていたおかげ。

閉まってたおかげ?で、今まで注目することがなかった扉を見られました(笑)。そこで、日本大使館ヘ行く道からは大幅にそれないで、なにか見るところはないかな?とグーグルマップで見て、行ってみることにしたのです。するとまぁ、なんと素晴らしいこと・・・

モーゼの泉(フェリクス水道の泉)

レプッブリカ広場からバルベリーノ方向にすぐのサン・ベルナルド広場。交通量も多いこの広場の一角に、なんだか誰の目にも止まらずに普通にたたずんでいるのが、このモーゼの泉。フェリクス水道の端であることから別名・フェリクス水道の泉とも呼ばれています。公共事業に力を注いだ法王シクトゥス5世の命により、1589年に完成されたもの・・・ひー、こんなすごいものなのか!素材はトラバーチンと大理石、中央にはモーゼ像。修復は過去に3回行われ、1987年~はオリジナルの色に戻る修復が行われ、直近の2010年のメンテナンスでもその色を保持させています。つまり、500年近く前の作品をそのまま拝めるわけです!ただし、水を吹いている4頭のライオンは1850年に交換されています。

 サンタ・マリア・デッラ・ヴィットーリア教会

モーゼの泉の向かって左に見えるのが、このサンタ・マリア・デッラ・ヴィットーリア教会、通称ラ・ヴィットーリア。名前「勝利」は、聖母の庇護により1620年のモンブランの戦いで勝利したことに由来してますが、カルメル会修道会によって建てられた教会です。

1620年建立、つまりバロック真っただ中!てことで、この豪華絢爛な装飾で埋め尽くされた内部です。

天井中央に描かれているのは「地獄にプロテスタントから追放されたマリアの勝利」、ジョヴァンニ・ドメニコ・チェッリ―ニによる1675年の作品です。

これは翼廊の窓周りですが・・・ステンドグラス、彫刻、フレスコ画が一体となり、雲が本当に浮かんでいるように見えます!すごっ!!

・・・とこんな風に、ガイドには一般的に載ってないモニュメントでも大興奮できるのがローマのすばらしさ。初めて行く方はやはり有名な場所を優先になりますが、何度目かのローマでは、敢えてガイドに載っていない場所を攻めるのも面白いと思います!ローマの歴史や美術史の厚みがいっそう感じられますよ。

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