標高1000m!「ヴァッロンブローザ」はフィレンツェ人の避暑地

トスカーナも夏本番!田舎のおらが村でさえも、日中は家から出たくないほど暑さが醜くなってきました・・・こんな時のお出かけは、やはり涼を求めて。おらが村からもフィレンツェからも車で約1時間、フィレンツェ人たちが避暑にやってくる定番スポット、「ヴァッロンブローザ」に行ってきました。ヴァッロンブローザの中心は、11世紀に建てられたヴェネディクト派の修道院。そして現在はこのエリア一帯が、ヴァッロンブローザ国立自然保護区に指定されています。周りに木陰がある広い原っぱは、家族連れを中心とした近郊の人のオアシスで、ロックダウン解除後の暑いこの日は、ちょっと心配になるほど多くの人で賑わっていました。標高は約1000m、日向はさすがに暑いですが、森の中や木陰はとても涼しいです。

ただのんびりする以外の見どころは、何といっても修道院。1038年の建立時は祭壇だけの木製の小さな教会でしたが、20年かけて石の教会に建て直します。その後、コミュニティが発展した1230年頃、そして火災や修復・増築などを1700年代まで続け、今の形となります。

内部は美しい幾何学模様の大理石、天井画は1700年頃の作品。その他、聖具室にはアンドレア・デッラ・ロッビアの色彩テラコッタなどがありますが、ヴァッロンブローザ祭壇画などはフィレンツェのウフィッツィ美術館やアカデミア美術館に所蔵されています。主祭壇手前の翼廊は礼拝堂があり、特に向かって左側のサンジョヴァンニ・グアルベルト礼拝堂とサン・サクラメント礼拝堂(写真下)は必見です。

そして修道院のお約束は、併設の薬局!院の薬局で一番有名なのは言わずもがなサンタ・マリア・ノヴェッラですが、世界に支店をもつ一大ブランド?しかしまだまだ、ここのように修道士さんが自ら店頭に立つ場所も、トスカーナには数えきれないほどあります。製品は修道院内のハーブ作るソープや飴、ハチミツなどですが、我が家のお決まりはソープ。この日はポロポリスとローヤルゼリーの2つを購入しました。他にもナイトクリームやローションなども。自分用はもちろんですが、お土産にも良いですね。

もう1つは、数あるトレッキングコースの中でも、小さな礼拝堂を巡るコース。「Paradisino =小天国」と呼ばれるパノラマポイントは素晴らしい(TOP写真)ですが、修道院から行くとすんごい坂道です。結構キツイですが、散策中の森の自然、野の花に癒されますよ。行ってから気づきましたが、Paradisino至近に車道も通ってますので、車で行く方・歩く(上る)のに自身がない方は車で行っても。

そして、休憩はやっぱり大きな原っぱ。敷物を持参すれば、1日でも寝っ転がっていられるほど気持ちいい~。若い子はバドミントンやサッカー、そして犬などの動物連れの方も多々。バーベキューコーナーなどもあるようで、敷物どころか、キャンプ用テーブル&イスや、簡易テントまで張ってるグループもありました(笑)。私たちも、今度は子連れ友人たちで1日ピクニックして過ごしたいな、と思っています。

写真上の左側には、更に大きな原っぱも。そしてその上には、バール兼美味しいジェラート屋さんもあるので、休憩もバッチリ!

涼を求めるだけでなく、修道院で歴史や芸術に触れ、森で自然をいつくしみ、原っぱでトータルリラックス!フィレンツェ観光に疲れたら、地元民に愛されるヴァッロンブローザに1日足を延ばしてみて下さいね。フィレンツェ駅前バスターミナルから、1日3本~5本、直通バスが出ています。

ギャラリー(クリックすると拡大します)
基本情報

ヴァッロンブローザ修道院

【行き方】
フィレンツェ駅前バスターミナルより343番にて約1時間20分。1日3~5本の運行があります。時刻表はこちら、バスの乘り方などについては、こちらを参照ください

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