お金をかけるより手間をかけたい、オリーブ仕事もその1つ

約1か月前のオリーブの収穫中、隣のグラツィアがお孫さんと外に出てきて、日向ぼっこしながら一緒におしゃべりをしていました。

「で、採ったオリーブはどうするの?」
「今年はオイルするほどの量ではないから、塩水漬けだよ~」
「え、どうするの?」
「まずはアク抜きでね、これから1か月、毎日朝晩水を替えて・・・」
「1か月!?そんなの買った方が早いじゃない」

庭のオリーブをどう食べる?簡単&美味しい「オリーブの塩水漬け」

うん、買った方が早いです。
買ったとしてもそれほど高いものでもないし。

今までは私もそういう考えだったし、今もモノによってはそうです。でも、自分でできる範囲でわざわざ手作りすることに意味があると思ってます。結果論では「もったいない」や「環境のため」でもありますが、何よりも私がそれに心地よく、その心地よさに価値があると思っているから。

前回、前々回作った時よりも、今年はめちゃくちゃ量が多い・・・我が家で食べるには多すぎるのもあり、プレゼント用として小さな瓶に入れてゆく。あの人にあげたいな、あの人は喜んでくれたものな、と顔を思い浮かべながら。うちでは何に使おうかな?いつも単独でおつまみとして食べるか、サラダに入れるか、りっちゃんの鶏肉のタジンに入れるか・・・そうだ!今年はチマチマ実だけを取って、オリーブペーストを作ろう!パンに塗ってもいいし、パスタに絡めても美味しそおおお~!!と、1人テンションをあげながら。そんな時間がまた楽しく。

という訳で、今度は10%の塩水で1か月。これは入れ替えがないから楽!でも右に見えているのは・・・2回目収穫のオリーブ!これはまだあともう少し、毎日水の入れ替えです。そして手前はセロリの葉っぱ。これをペーストにすると美味しいんですよ~・・・これも手作りで知った新しい知恵です。

「捨てないこと」は、嬉しいこと・美味しいこと

【AMAZON KINDLEより、5冊の電子書籍を発行】

「フィレンツェから日帰りで行ける!トスカーナの小さな村10選」
「トスカーナのおうちごはん春夏編20レシピ」
「コロナ・ロックダウン緩和直後のイタリア・フィレンツェ記録写真集(モノクロ版)」
「コロナ・ロックダウン緩和直後のイタリア・フィレンツェ記録写真集(カラー版)」
「トスカーナのおうちごはん秋冬編20レシピ」

いずれも読み放題に入っています!

関連記事

  1. 【フィレンツェの素敵な通り】トスカネッラ通りはレベル高い落書きがいっぱい

  2. チケット払い戻しに見る「TRENITALIA」と「ITALO」の対応の差がひどすぎる

  3. イタリアのサッカー好きが今、NETFLIXに登録する理由

  4. 2020年エルバ島バカンス・1週間の過ごし方公開!

  5. 子も親も、新しい人間関係

  6. シクラメンの原種が咲き乱れる、おらが村・初秋の湖散歩

  1. 【レポート】フィレンツェからバスで行く、キアンティの生産者と美…

    2023.10.01

  2. フィレンツェの「ワインの穴 Buchetta del vino」を見つけよう&体…

    2023.09.24

  3. 次男の高校生活、始まる

    2023.09.18

  4. 【お知らせ】小さな村巡りコース監修、旅行雑誌 TRANSIT さん

    2023.09.13

  5. 【我が家の食卓】トリッパの冷製サラダ

    2023.09.08

  1. 電子書籍「トスカーナのおうちごはん秋冬編20レシピ」発売

    2020.12.12

  2. 通訳アテンド同行で安心!電車&バスで行くワンディトリップ

    2018.03.19

  3. トスカーナ北部ロンダで「自然農法」農家視察研修プログラム

    2019.10.17

  4. 世界遺産の大パノラマを960mから見渡す!ラディコーファニの要塞

    2018.04.01

  5. 食材ほとんどが自家製!フィレンツェ北部の田舎でマンマの料理レッ…

    2018.02.01

Copyrighted Image