フィレンツェのクリスマスの光の祭典、2022年は Green Line

夜のフィレンツェに行く機会は果てしなく少ないのですが、2022~23年のクリスマスシーズンにその機会に恵まれることができました!大学の競技スキークラブの後輩夫婦が1日だけフィレンツェに滞在するとのことで、彼らより少しだけ早くフィレンツェに着いたので全く下調べなしにサンタ・マリア・ノヴェッラ広場に行ってみたら・・・広場を取り囲む建物にマッピングが!もうフィレンツェの冬の風物詩となった F-Light です。

クリスマス・シーズンのフィレンツェ光の祭典、F-Light

基本的に同様のイベントなのですが、名称は今年から「Green Line」に変更になりました。というのも、昨今の環境問題とエコロジーへの関心、そしてエネルギー価格の高騰などを受けて、F-Lightと同規模のイベントでありながら照明の数を減らし、観光問題やエネルギー節約などのイベントを行うなど、フィレンツェのこの問題への姿勢を強く打ち出す内容となっています。そして今年は、空気、火、水、地という自然の4つの要素と、自然と人間の共生、遺産と保全とのつながりがテーマとなっています。

主宰団体であるMuseの紹介動画をどうぞ!

会期は2022年12月7日~2023年1月8日と、週末がどこにあたるかで多少の変動はありますが、いわゆるスタンダードなクリスマス期間(12月8日の祝日から1月6日の祝日まで)になります。今回のインスタレーションの場所は、TOP写真にもなっているサンタ・マリア・ノヴェッラ広場と、

シニョーリア広場。ヴェッキオ宮殿のマッピングが美しかったこと!

ヴェッキオ橋。時間がなくて少ししか見られなかったのが残念。

私の終電が早いせいでアぺリチェーナだけになってしまい、でもその前の30分ほどでこの3か所とドゥオモやレプッブリカ広場など、フィレンツェの主要な場所に案内できたのはよかったです。フィレンツェってほんと見どころがキュって詰まってるな(笑)と改めて実感。

今年はリナシェンテも趣向を凝らしていてとても楽しいインスタレーションでした。

Green Lineの会期中は特別イルミネーションとして、

テーマや場所は毎年変わりますので、12月初旬~1月初旬にフィレンツェに来られる方は、ぜひこちらのサイトでチェックしてみてくださいね(残念ながらイタリア語のみですが、場所についてはこちらのページでチェック!

愛すべき、美しい30の村
飾らない、ありのままのイタリアへ!

人口や景観など、「イタリアの最も美しい村」協会が設けた厳しい基準を満たした村だけが加盟を認められる「イタリアの最も美しい村」。その中から、イタリア在住20年以上、トスカーナ州の田舎町に暮らす著者が、“忘れられない”30の村をセレクト。古きよきものが息づく小さな村の魅力を、旅先での出会いやエピソードをちりばめながら綴る。

本の詳細はこちら

 

 AMAZON や 楽天ブックス 、各書店でも販売中!

関連記事

  1. お酒のフレーバーが楽しめるジェラテリア3選

  2. 「アップダウンの少ない」トスカーナの小さな村・7選

  3. これぞフィレンツェの古き良きトラットリア!地元民から愛され続ける「Sergio Gozzi」

  4. フィレンツェでオリーブオイルを買うなら、LA BOTTEGA DELL’OLIO

  5. アミアータ山、カステル・デル・ピアーノの圧巻のプレゼーペ

  6. 常連にぎわうフィレンツェ「Caffeteria PIANSA」で、本格派エスプレッソ&ランチ

  1. ラヴェンナのロマーニャ郷土料理店「Osteria Passatelli」

    2023.06.08

  2. 世界遺産・ラヴェンナでモザイクに酔いしれる

    2023.06.04

  3. フィレンツェのパン屋カフェ「S.forno」で朝食&ライトランチ

    2023.05.31

  4. パッツィ家の陰謀とブランカッチ礼拝堂、歴史と美術にどっぷり浸る…

    2023.05.28

  5. キアンティで1893年創業!パスタ工房ファッブリ・ミュージアム見学

    2023.05.24

  1. 通訳アテンド同行で安心!電車&バスで行くワンディトリップ

    2018.03.19

  2. トスカーナ北部ロンダで「自然農法」農家視察研修プログラム

    2019.10.17

  3. 世界遺産の大パノラマを960mから見渡す!ラディコーファニの要塞

    2018.04.01

  4. イタリアでの視察・取材&写真・記事作成を代行します

    2019.11.07

  5. 電子書籍「トスカーナのおうちごはん秋冬編20レシピ」発売

    2020.12.12

Copyrighted Image