ヤギの乳しぼ り&チーズ作り体験の時、夕食に彼らが用意してくれていたもの。イオランダばーちゃんの手打ちタリアテッレに、ソースはキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!、この時期だけの特別なキノコ、プルニョーリのソース。
このきのこの存在もおらが村に越して来てから知ったのですが、トスカーナを始めとする中部の田舎ではポピュラーな春のキノコ。学術名はCalocybe gambosaとですが、他の呼び名としては「サン・ジョルジョのキノコ」~この聖人の日の4月23日に出てくるからだそう。ただし、期間も短く人気も高いので、キノコ狩りたちの熱い争奪戦も繰り広げられ?、そう簡単にはお目にかかることはできません。もちろんスーパーには売ってないし、この季節だけプルニョーリを出すレストランがわずか、またはサグラと呼ばれる田舎町の食祭りに出てくるくらいなのです。更に、名前の通りスローという棘のある低木(Prugnolo)の近くに生えるそうで、採るのも一苦労な、の、に・・・!
帰り際に、お土産~!とフランチェスコからプルニョーリ、自家製卵とオリーブオイルをもらっちゃいました。イオランダばーちゃんにソースの作り方を聞いて、初めて自分で調理!
キレイにお掃除をしてから、好みの大きさに切ります。あとはニンニクとイタリアンパセリのみじん切りと一緒にオリーブオイルで炒めるだけ。少し苦みもあるので、少しだけ牛乳を入れるとまろやかになります。
こうしてできたソースは、まずはクロスティーニに。
ウマウマ~!味というより、その芳香がもわ~んと食べる前から、そして口の中に広がります。そして残りはタリアテッレに合わせて。せっかくだから手打ちを~と麺棒だけで急いで打ちましたが、やはり幅とかバラバラで、上のイオランダばーちゃんのと比べると美しくない・・・
まだまだ修行が足りませんなー💦