2018年・トスカーナ料理とトスカーナを語る会、メニュー解説=前菜

先日ディナー会が終わったので、今年のイベントのメニューを解説しておきます。今年はテーマがまさに「マレンマ」ということで、昨年以上にマレンマでしか食べられないようなコテコテ郷土料理に、とピティリアーノの小林さんにお願いしました。メイン以外は小林さんにお任せしてのですが、結果、このようになりました!

TOPの写真、左上から時計回りに

◎ パンツァネッラ
トスカーナ全域で食べられるトスカ―ナ郷土料理の夏の代表格。各家庭やレストランでもパンが多め、水分多め、野菜多め、など微妙に違うのですが、小林さんのはご自身作のトスカーナパンをさいの目切にして食べやすく、ルーコラを下に敷いてヘルシーで見た目も良い仕上がりになっています!

◎ ソラーノの白いんげん豆のピューレ
「豆食い」トスカーナではよく食べる白いんげん豆。

小ぶりで味の濃いマレンマ地方・ソラーノ産の白いんげん豆を丁寧にピューレに仕上げたものは、なめらかですっと口に溶けてゆく美味しさ。トッピングのカリカリパンチェッタとも相性抜群です!

◎ 小林さん手作りの羊乳のリコッタ+おらが村のレジーナ桃のジャム
マレンマ地方の料理は、とにかく羊を使います。肉も羊、乳も羊!臭みはなくとってもマイルドな小林さんお手製のリコッタチーズに合わせるのは、おらが村の白桃=レジーナ桃のジャム(レジーナ桃についてはこちら)!

ほのかな塩気のまろやかなチーズに、果物の甘さだけのジャム、予想以上に美味しかったです♪

◎ サルシッチャとじゃがいも&タラとボッタルガのクロスティーニ
トスカーナのクロスティーニと言えば、レバーパテ (マレンマ地方では羊のレバー使用)なのですが、昨年もお出ししたので、今年は別の2種類を。マレンマのサルシッチャとマッシュポテトを混ぜたものは、がっつりボリュームのある一品。余り知られてはないですが、マレンマ海側名産のタラとボッタルガは、生魚が入りにくい山側でもよく食べられるそうです。

前菜もこれだけ種類があると、目にも楽しく、お腹も満たされ・・・今年もテンションがあがりまくる⤴前菜となりました(笑)

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