これぞフィレンツェの古き良きトラットリア!地元民から愛され続ける「Sergio Gozzi」

今更、私が紹介するほどでもないんですが・・・と言うほど、日本やいろんな国のガイドで、そしてイタリアでもスローフード協会のガイドなど、たくさんのガイドや雑誌にも紹介されている老舗「トラットリア・セルジョ・ゴッツィ」。なんか最近思うんですけど、名店の門構えってホント地味~ですよね。派手に人を引きつけなくても、向こうからやってくるというか、逆にホントに知ってる人だけしか来て欲しくないかのような。ここは外は地味で中はいきなりモダンなギャップに驚きましたが、ゴッツィは中もいたって地味。

唯一おお!と目を引くのが、アイアンでできた重厚な照明器具くらいでしょうか・・・でもこれも、狙ったわけではなく、昔からずっと使い続けているものなのでしょう。このゴッツィの創業はなんと1915年、3年前に100周年を迎えたトラットリア。今のシェフは、アレッサンドロ・ゴッツィさんという方なのですが、きっと今も名前に残るセルジョさんは、創業者で彼のおじいちゃんがひいおじいちゃん?家族経営の昔ながらのトラットリアを、今も守り続けているのです。

メニューもきっと100年前と大きくは変わらないのでは?という、ザ・トスカーナ郷土料理が並びます。それでも、これだけ有名で、フィレツェの旧市街の便利なロケーションにありながら、この価格はなかなかありません。トマトソースまたはラグー(ミートソース)のパスタも、リボッリータも6ユーロ!メインも10ユーロ前後(オッサレーなレストランだと、トマトソースのパスタも10ユーロとか、メインも15ユーロ前後とか普通にあります)。外のメニューはイタリア語だけでしたが、中のメニューは英語も併記なのでご安心を。

今回私が選んだのは・・・行く前の日からチェックしていたこちら、「ジャガイモと黒キャベツ、ランプレドットの煮込み」!!前回はパスタを食べたのでセコンド狙いではあったのですが、パニーノ&ボッリート以外でランプレドットメニューはあまり見かけない為、これはぜひ食べて家でも真似したい!と思ったのです。ご覧のように、ローズマリー、セージ、ローリエとたくさんのハーブも入っていて、臭みは全くない、そしてと~っても優しい味。

友人もセコンドで、ウサギのソテーとジャガイモのグリル添え。ウサギって美味しくないところだとパサつきが気になるんですが、ここは予想通り、とっても柔らかくジューシーに仕上がっていました。そしてこちらも、薄味で素材の味ががっつり感じられる仕上げ・・・前回パスタを食べた時もそうでしたが、見た目は全くもって普通で超スタンダードな地味な料理ばかりですが、それでもってこれだけ「美味しい!」と感動すらしてしまうお店はホント、他にはないかも。

デザートも食べてみたい!と聞いてみると、リンゴケーキとカントゥッチ―二&ヴィンサントの2種類のみ、という潔さ!(笑)。これがホント、家のばーちゃんが作るような素朴なケーキで、ほっとする味。こういうのって、作ろうと思ってもなかなか作れないんですよね~。

何よりもスゴイのは、リピーターのフィレンツェ人の多さ!ローシーズンに入ったとはいえ、8割が地元民。和気あいあいとテーブルでのかけあいも楽しそう。この写真のヒゲ&メガネのおじさんが、ホントいい味だしてます。彼以外のベテランのスタッフと若いスタッフも若干名いますが、皆さん良い意味で普通に感じ良く、落ち着きます。そして、営業はなんと日曜以外の昼のみ。ハイシーズンはもちろん、ローシーズンでも開店直後の12時~12時半までに入店されるか、ハイシーズンは予約をおススメします!

ギャラリー(クリックすると拡大します)
基本情報

Trattoria Sergio Gozzi
Piazza San Lorenzo 8/r, Firenze
+39-055-281941

月~土:12:00-15:45、日曜定休

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