【イタリアの高校】高校選びも佳境?面談と高校のプレゼンテーション

長男はただいま中学3年生。イタリアの高校については5月の進路説明会の記事で書きましたが、ちょっとおさらい(笑)。タイプは大きく分けて3つあり、

  1. 高等学校 → 基本的に大学に行くことを前提とする、理論を中心に学ぶ
  2. 技術高等学校 → 専門的技能を理論・実技で学ぶ(就職も大学進学もあり)
  3. 職業高等学校 → 特定の職業につくための職業訓練校

そしてそれぞれに、更に細分化されて全部で70コースにも分かれている・・・日本でいう中1・13才の子供にそこまで決められるのか?というと、本当に難しいかと思います。実際に、うちの長男も、イマイチピンとこず・・・おらが村から通学距離的に行けるのは、フィレンツェか、おらが村とフィレンツェの中間にあるP市か、おらが村からフィレンツェと逆に25分のB市。長男が唯一決めているのは「フィレンツェ」くらい。学校の種類としては専門技能、職業のことまで全く分からないので、とりあえず1.かな?数学が得意だから理系か、語学に興味あるから語学系か?くらいしかイメージできていない状態。とりあえず、フィレンツェの理系と語学系の学校をピックアップして比較するか?そんな感じで調べているうちに、P市の1.2.が一緒になった高校と、フィレンツェの2.3.が1つになった高校が、おらが村の中学校にプレゼンテーションにやってきました。

TOP写真が、それぞれでもらってきたパンフレット。私も興味津々で中身を見ましたが、まずP市の高校では、こんな「近隣高等学校レベルランキング」が。ある財団が発表するEDUSCOPIOという高校のレベルを表すランキング!が。全て国立校とはいえ、数字だけを見る限り、すごい差がありますね。

そして肝心の、設置コースの説明。これは長男が興味を持っている理系高等学校の場合ですが(同じ校内に古典系高等学校もあり)、ここでは4つのコースがあり

  1. 通常コース
  2. 応用コース
  3. 英語強化コース
  4. 芸術・建築財産コース

3までは結構聞くコースだけれど、この4が初耳!そして作る方でなく、美術史や美術を見ることが好きな長男は、「これ見て!」と目をキラキラさせてた、なんか超面白そうなコース。具体的に教科と時間数を見てみると、イタリア語・英語・数学・科学・物理・・・など他と同じ基礎教科に、「地質史・考古学活動領域」、「哲学」、「デザイン・美術史・芸術建築財の評価」が教科されている!古代からの美術や建築の財産を、物理・化学・生物学の観点で、学ぶ、というまさに長男の好きなことではないかーー!・・・そりゃ目がキラキラになるわな。同じようなコースがフィレンツェの理系高校にないか調べている最中だけど、今のところなし・・・これでフィレンツェがあれば最高なのにー!

一方フィレンツェの学校ですが、技術高等学校と職業高等学校のため、もあまり興味なく。ただ、パンフを見ると、ホント、日本でいう専門学校ですね~。技術高等学校では、建設・環境・領土、機械、化学・マテリアル、IT、電子など。職業高等学校では、歯科技工、設備設置・メンテナンス、車両修理、と完全に職業に直結するものばかり。下のパンフは、職業高等学校の1つのコースで、おそらく新設なのか人気があるからなのか?映像・写真・マルチメディアコースが別パンフレットでありました。教育制度はイタリア・日本のどちらが良いか、簡単に判断はできませんが、入学より卒業が大変(学校でちゃんと勉強しないと出られない)、専門課程の充実度はイタリアはすごいなぁ、と思います。でもいつも私が思うのは、学校という環境ももちろん大事ですが、どんな環境にいようとも、一番大事なのは本人のやる気や行動。もちろん、それを鼓舞したり発揮できる最良の環境に身を置く、というのはやはり大事なので、この高校選び、本当に難しいです。

昔は一度入学すると、退学し違う学校に行く場合は一年生からやり直しなのですが、今は進路を考え直す学生が多いためか、編入が可能になっています。だから軽く決めて大丈夫、ではないですが、基本的に勉強は放任主義の私ですが、高校選びには積極的にかかわって行こうと思います。まずは、いつ・どこのオープンディに行くかやな~。

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