サント・スピリト通り、スパーダ通り、ネーリ通り、トスカネッラ通り、ディ・コンティ通り、ポルタ・ロッサ通り、アルビツィ通り、サン・ヤコポ通り、ピエトラ・ピアーナ通り、サン・フレディアーノ通り、ジョベルティ通り、ストゥディオ通り、ズドルッチョーロ・デ・ピッティ通りに続くフィレンツェの素敵な通りシリーズ第14弾は、パリオーネ通りです。
コロナ規制がなくなった後のフィレンツェは、その反動なのかえげつない量の観光客でにぎわっています。アルノ川近くのゾーンを移動する時はつい川沿いの道を歩きたくなりますが、歩道は人でいっぱいだし、歩道から道路にはみ出すと結構な交通量で車が近くを通ってヒヤッとすることも・・・そんな時に敢えて歩いてほしいのが川沿いの道から1本入った通り。人が少ないだけでなく、そんな通りの方がお店や建物が面白かったりもするのです。カッライア橋からサンタ・トリニタ橋の間の区間にあるパリオーネ通りもそんな通りの1つ。TOP写真はカッライア橋側で、このゴルドーニ広場から北東からはこのパリオーニ通りとヴィーニャ・ヌオーヴァ通りが出ていますが、後者はハイブランド多めのファッション関係のお店が連なり、人通りも多め。どちらも最後は、ブランド通りのトルナヴォ―ニ通りにつながっています。
久しぶりに通ったら、私がインターネットで見つけていつか欲しいなぁ~と思っていたスニーカーのD.A.T.E.の直営店が。そして最初の方の左側は前述のヴィーニャ・ヌオーヴァ通りのお店の裏ウィンドーで見ることができます。パリオ―ネ通りはファッションなどのお店よりも飲食店が多めですが、それほど観光客が多くないので、スタッフもなんだかのんびりしている感じ。
日本でも人気の革製品店のイル・ビゾンテや
マーブル模様の紙を使った文房具屋さんなどもあります。
そして私個人的な萌えポイントは、紋章を掲げた立派なお屋敷の数々・・・(妄想タイム・笑)。
いつも思うんですが、写真で植物の名前とか教えてくれるアプリがあるじゃないですか? 家紋でその家の名前や歴史などが分かる家紋バージョン、誰か作って欲しいです(笑)。
最後はトルナブォーニ通りの途中にあるサンタ・トリニタ広場に到着します。少し手前には、サンタ・トリニタ教会の後ろの入口があるので、そこから教会内に入ることもできますよ。
ギャラリー(クリックすると拡大します)
愛すべき、美しい30の村
飾らない、ありのままのイタリアへ!人口や景観など、「イタリアの最も美しい村」協会が設けた厳しい基準を満たした村だけが加盟を認められる「イタリアの最も美しい村」。その中から、イタリア在住20年以上、トスカーナ州の田舎町に暮らす著者が、“忘れられない”30の村をセレクト。古きよきものが息づく小さな村の魅力を、旅先での出会いやエピソードをちりばめながら綴る。
本の詳細はこちら
「フィレンツェから日帰りで行ける!トスカーナの小さな村10選」
「トスカーナのおうちごはん春夏編20レシピ」
「コロナ・ロックダウン緩和直後のイタリア・フィレンツェ記録写真集(モノクロ版)」
「コロナ・ロックダウン緩和直後のイタリア・フィレンツェ記録写真集(カラー版)」
「トスカーナのおうちごはん秋冬編20レシピ」
いずれも読み放題に入っています!