おらが村で初めて開催!オリーブオイルコンテスト&テイスティング

12月8日はキリスト教の祝日「無原罪むげんざい御宿りおやどり」の日(インマコラータ、マリアが母・アンナの胎内に宿った日)、そしておらが村の聖人の日でもあります。毎年、クリスマス市やツリーの点灯、サンタさんの家などがメインの広場に設置されますが、今年初めての試みが・・・おらが村は近年、スローフードの保護食材である白桃「ロンダの女王」をはじめ、地元農家の生産品のプロモーションに力を入れており、今回初めてオリーブオイルのコンテストが開かれました。

場所は、最近修復の終わった建物の1階。看板も何もないので誰の所有かはわからないのですが、構造のレンガをそのまま見せた壁、アーチなど、昔ながらの作りを生かしつつモダンに仕上げていました。基本、9月の桃のコンテストと同じで、午前中に専門家によるテイスティングが行われ、この年一番のオイル・生産者が決定します。司会とかそういうのは全くないものの、一応誰でも入って見ることは可能です。11本の番号だけ書かれた同じ瓶を、1本1本慎重に香り、味を確認していくのは4人の審査員の方々。

午後にはオイルのテイスティング講座が同じ会場であったので、こちらも張り切って行ってきました!開始は15時で少し遅れたので、そろりと入っていくと・・・いたのは市長、講座をするASPOO(イタリア・プロフェッショナル鑑定士協会)の方2人に、おらが村の搾油所のニコーラ、我が家の裏山でオリーブ畑持ってるおっちゃんのみ。「・・・15時から講座あるんだよ・・・ね?」と恐る恐る聞いたほど、シーン・・・「あるよ、入ってよクミコ」=ここでこの5月からの新市長が私の名前を知っていたことに驚きつつ、そろりと中に入りました(苦笑)。少しするとニコーラの兄夫婦、ともう1組のご夫婦が来て30分遅れで講座開始!

午前にコンクールに出されたおらが村の11種のオイルの中から、鑑定士さんが選んだ3本をテイスティング。もちろん素人相手(とはいえ半数は生産者)なので、分かりやすくテイスティングで大事なことを教えてくれました。

  • 色は関係ない = クロロフィルの色素の問題だけで、味や品質の鑑定に色は関係ない
  • 温める = 芳香がよく感じられるように、片方の手で器を覆い、もう片方の手で蓋をした状態で、器を回すようにして温める
  • まずは香り = 味わう前にまずは香り。自然の植物の香りか?何か科学的な香りはしないか?
  • 口の中でクチュクチュ = 口に入れたら、勢いよく吸う感じでオイルを口の中全体に感じさせ、その香りと味の強さ、また口の中・のどで感じる苦みや辛味が心地よいものなのか、否か

オリーブオイルは超身近で大好きなものの、こうやって説明を聞いてやってみると・・・難しい!一番最初のオイルで、「自然な植物の香りがするか?」を自分に問いかけたら、・・・するよ?え、これ違うの?とよく分からない。結局、質のレベルは低い→高い、で、3つテイスティングした後では確かに一番最後のが香りも味もよかったな!と思ったものの、それも結果論なのかも?個人的には2つ目(レベル・中)は辛味が強すぎでしたが苦みレベルはちょうど良い、3つ目(レベル・高)は辛味はちょうどよかったけど苦みが好きじゃなかったなぁ。その後は質疑応答でしたが、生産者のオリーブや搾油についての質問が大半、いかに劣化させずに保存するか→光が大敵、遮光瓶で冷暗所に保存、など、一般レベルの応答もあり、役に立ちました。

オリーブオイルイベントはこれだけでは終わりません。続いては市役所に場所を移し、おらが村の小中学生が審査するオイルコンテスト!その後、朝の専門家による審査結果と子供たちによる審査結果が発表されたのですが、順位が全く違っていて面白かった!専門家の1位は、搾油所見学の農家さん!(おめでとうニコーラ!)今年は不作&搾油所リニューアルでサイトページ作り直し&告知もあまりできず、例年よりお客様は少なめでしたが、来年以降はたくさん来ていただきたい!

市役所に入る前はまだ明るく、人もまばらだったのに、出た後は結構な人!私もダンナと次男と合流して、恒例のバルディッチョのパニーノを食べ、ホットチョコレートを飲む。

一昨年まで我が家の定番だった、サンタさんの郵便局。プレゼントのリクエストを書いたお手紙を用意して、ドキドキしながらここへ持ってくる。一緒に記念撮影して、おやつを食べて・・・息子たちはもうサンタさんも信じていないし、長男は友達とサッカーしにグラウンドに行き、次男は広場までは一緒に来たものの、落ち合った友人と走り回ってるだけ・・・ああ、ちょっと寂しいなぁ(苦笑)。

Buone Feste・・・良いフェスタを!12月8日は公式のクリスマスシーズンスタート、これからクリスマスに向かって一直線!バタバタと気ぜわしい毎日になりそうです。

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