前々から気になっていたオーガニックのピッツェリア&パスタ専門店・Simbiosi。その更に横のかどっこに、今度はバールができていたので、通りがかった時に入ってみました。それもそのはず、オープンは2018年11月。その3年前にピッツェリア、そしてパスタ屋さんができたSimbiosiですが、オーガニックブームとは言え、立て続けに3店舗も開けているなんてすごいですね~。とはいえ、観光客がにぎわうエリアからは少しはずれるので、とても落ち着いた雰囲気で、私が行った時は全員イタリア人、いや、しゃべってる感じからして皆フィレンツェ人。しかも常連さんも多そうで、カウンターでおしゃべりしながらクイっとエスプレッソを飲んで出ていく人も多し=ええ感じの昔ながらのバールです。
オーナーは、カッフェの専門家であるフランチェスコ・ニエリ氏。現在のフィレンツェ、いやイタリアでカッフェ業界では知らない人はいないフランチェスコ・サナポ氏(フィレンツェに2店舗ある人気バール・Ditta Artigianaleオーナー)のカッフェスクールで学び、念願の自身のカッフェをオープン。全てオーガニックというだけでなく、カッフェメニューはワインのように、そのブレンド、焙煎、原産地、アロマの特徴、入れ方などが表示されているそうです。
といういのも、それを知ったのは今記事のために調べた後で、行った時は何も知らずにオルツォ(麦コーヒー)を頼んでしまったのです!しかし!麦コーヒーにもこだわりがあり、オルチャ渓谷のオーガニック農家で生産・焙煎した麦を使用しているそう。私は遅めの朝に行ったので周りの人も朝食やブレイクでカッフェばかりでしたが、ここはワインもオーガニック&ビオダイナミックのみを扱っているので、ナチュラルワインが飲みたい方、ナチュラルワインしか飲めない方もおススメ。
奥の席も追加料金なしで(ただし、カウンターで注文して自分で運びます)、この日の私はオルゾ・マッキアート&お米入りタルトで2.7ユーロ。タルトやクッキーも、夜に食事を提供するシェフが作ったものなので、当然ながらめちゃくちゃ美味しいです。私も通っていたフィレンツェ大学文学部キャンパスの至近のため、学生さんもたくさんいましたよ。ご覧のように中は石造りの落ち着いた空間で、皆のんびりと・・・席数は20席もなく少ないのが残念、いや、このこじんまり感がまた良いのです!
ついついゆっくりしてオルゾ&タルトの写真を撮り忘れたのですが、インスタのシェアを貼っておきます。
ここのフランチェスコさんは、ラテアートの大会でも入賞する腕前なので、今度はカップチーノを頼んでみよう!ちなみにフランチェスコさんは今までの写真に写っていた方でなく、下のギャラリーの写真にあるヘッドスキンのお方。私のオルゾを入れてくれたイケメンの彼も、フランチェスコさんも超感じよくて、また行きたくなるカフェでした。カフェで行くか、アペリティーヴォでワイン飲むか、迷います(笑)。
ギャラリー(クリックすると拡大します)
基本情報
Simbiosi Organic Cafe’(現在インスタグラムのみ)
Via de’ Ginoro 64r
毎日営業、月~金・8:00-22:00&土日・9:00-22:00