「書面で残す」
これは日本もイタリアでも、「ビジネスの基本」でしょう。ビジネスでなく、例えばもし自分が客だった場合、日本はであれば書面の証拠がなくとも抗議すれば何とかなるかもしれませんが、イタリアでは客だろうと何だろうと関係なく口で負けてしまうことも多いので、そういう時は書面の証拠がないとどうしようもありません。なので、昔からビジネスでも何でも、大事なことは電話でなく必ずメール、そして向こうが変なこと言ってきたら「これを見よ!!」とドヤ顔で証拠をつきつける、向こうからすればかな~り嫌な日本人になってます(ざまーみろ)。もちろん勝率100%です。
さて、今回。仕事で行くはずだったミラノの展示会がコロナウィルスの関係で早々延期なり、チケットを取っていたTRENITALIAの対応が(珍しく)よかったのは先日書いたばかりですが・・・電話で「クーポンがメールでいきますからね」と言われたのに、いっこうにメールがこない。申請期日が過ぎてから、来ないけれどどーなってるんですか?って問い合わせして、受け付けてませんけど?ってなりそうな気がして、心配で駅の切符売り場のカスタマーサポートの人に聞いたのですが・・・
1人目
「ああ、はいはい。いつしたの?3日前?ははは、3日どころか3か月かかるよ。だってこーんなに(手で背丈ほどの位置を示して)申請きてるんだよ。待っててくれたら大丈夫」
うーむ・・・怪しい・・・確かにいっぱい申請きてるとは思うけど・・・複数に同じことを聞くのも、イタリアでは基本(爆)ってことで、真面目そうなお姉さんにもう一度。
2人目「ああ、そうですか・・・心配であれば、ダブっても良いので駅で書類記入してください。窓口とコールセンターとでは手続き別々でやってるので、ここでコールセンターでの手続きの確認はできないんです。はい、コールセンターに電話してメールアドレスを言って頂ければ、画面で確認できます」
ここで日本語学校の時間で時間切れだったのもあり、いったん引き上げ・・・確かにコールセンターで確認できるかもしれないけど、書面では何ももらえないよなーうーん・・・、と待ち時間に考えながら再度、TRENITALIAのサイトをいじくっていたら、キタ――(゚∀゚)――!! 前にも他のサービスで超使えたチャットサービスが、TRENITALIAにもあった!!➡このリンクの左下の吹き出しマークをクリック!
最初は、時間かかりますから待ってて下さい、と書かれたのだけど、「今ここで受付したかどうか確認できないんですか?」と書くと「もう確認しました、2020年2月26日の17時49分に受け付けています」よっしゃぁあ~まさに私がコールセンターに電話した日時!この上に彼の名前も書いてあるし、スクリーンショットを取って保存!!・・・すでに10日経ってまだクーポンのメール来てませんが、万が一何かあったとしても、このスクショを水戸黄門の印籠のように見せつけたいと思います(笑)。・・・でも早くクーポンくれないと、延期になった6月のチケット買えないんですけどー。