小さな村に行きたい!という方はとても多いのですが、ツアーではなかなか入っておらず、自分たちで行くのもハードルが高い・・・という方が少なからずいらっしゃると思います。そんな方におススメの公共機関で簡単に行ける小さな村シリーズ、まずフィレンツェ発着で「電車・バスで1本」で行ける=乗り換えなしで行けるの小さな村を5つ挙げてみました。
そして次は、それをクリアした方、あるいは元々旅慣れている方向けの、「乗り換え1回」で行ける小さな村を5つご紹介。気になる村が見つかれば、タイトルの村の名前をクリックして当サイト内または関連サイトの該当記事へどうぞ。やっぱりちょっと不安という方は、通訳アテンド同行で安心!電車&バスで行くワンデイトリップをご検討くださいね。
サン・ジミニャーノ : 世界遺産の塔の町
団体ツアーの行程やオプショナルツアーに入ってることもある、おそらく一番有名なトスカーナの村、サン・ジミニャーノ。でもここも、フィレンツェやシエナから比較的簡単に行くことができます。今は共通パスになっている塔や絵画館などの5つの施設、そしてドゥオモなど見どころはたくさんあり、小さい村ながら1日いても飽きないほど。時間や取れない方やそれほど施設を見なくても良い方は、同じ路線のコッレ・ヴァル・デルザやシエナなどと合わせても良いです。コッレ・ヴァル・デルザと組み合わせた通訳アテンド付きツアーはこちら。
ヴィンチ:天才・レオナルドが生まれ育った村
言わずもがな、ルネサンスの巨匠、レオナルド・ダ・ヴィンチの故郷。ミュージアムもあり、村歩きもなかなか楽しいです。フィレンツェから直通でエンポリ駅に行き、駅前からバスに乗ります。ただ終点ではないので、運転手さんに行先を伝えて近くに座っておくと安心ですよ。(新市街でなく旧市街=チェントロ・ストーリコと伝えましょう)。小さな村なので、エンポリ駅からシエナ行きの電車に乗り、チェルタルドに行く2カ所日帰りもおススメ!不安な方は、この2つの村を組み合わせた通訳アテンド付きツアーもあります。
チェルタルド:ケーブルカーで旧市街へ!ボッカチオの故郷
一方こちらは、「デカメロン」で有名なボッカチオの故郷。フィレンツェから直通あるいはエンポリで乗り換えてシエナ行きに乗り、駅から少し歩いた広場から、ケーブルカーで旧市街へ。蔦の絡まったホテル、花や雑貨が美しいバールなど、写真映えするポイントもいっぱい。小さな村なので、エンポリで下車しバスに乗ってヴィンチに行く2カ所日帰りもおススメ!不安な方は、この2つの村を組み合わせた通訳アテンド付きツアーもあります。
モンテカティーニ・アルト : 可愛いケーブルカーに乗ってのんびりと
モンテカティーニというと、飲用・入浴の温泉で有名ですが、ぜひ行って頂きたいのがアルト=旧市街の高みにある旧市街です。飲用温泉で有名なテットゥッチョの近くから、春~秋まで運行の赤いケーブルカーでコトコトと・・・屋外に飲食店のテーブルが並ぶ広場、教会や時計塔、城塞に可愛い路地・・・ゆるやかに時が流れ、リラックスするのに最高の村ですよ。TOP写真はこの村にある小さな礼拝堂。
コルトーナ : 映画「トスカーナの休日」の舞台
可愛い小さな村の多いアレッツォ県の中でも、人気NO.1のコルトーナ。階段と時計が印象的な市庁舎とその広場、ドゥオモ、フラ・アンジェリコの「受胎告知」がある付属博物館など、見どころも多いです。アップダウンがあるので、ゆっくりと時間をとって可愛い路地などもたくさん歩いてみて下さい。
小さな村デビューはどの村へ?
それでもやっぱり難しそう、という方は・・・
ツアーでしか旅行したことない方やあるいは大都市一カ所だけの旅行しかしたことない方には、きっと「小さな町・村」に個人でバスや電車で行くのは、ハードルが高く思えると思います。しかし、困ってる時に教えてくれる人がいて思い出に残る出会いがあったり、ちょっとした冒険気分で旅の醍醐味を味わえることも間違いなし!電車の乗り方はこちら、バスの乗り方はこちらにも紹介していますのでちょっと勇気を出して、ぜひ「小さな村デビュー」してみて下さいね。
他、シエナから行ける小さな村
アレッツォから行ける小さな村
もこちらで紹介しています。