「アンタ」になったら、盛大にお祝い!

イタリア語の数の数え方、10以上になると一部を除いて規則性が出てきます。

  1. 10の位:1の位の言い方+dici (例:undici=11)
  2. 20の位:1の位の言い方+venti=20(例:ventidue=22)
  3. 30の位:1の位の言い方+trenta=30(例:trentatre=33)
  4. 40の位:1の位の言い方+quaranta=40(例:quarantaquattro=44)
  5. 50の位:1の位の言い方+cinquanta=50(例:cinquantacinque=55)

・・・と続きます。

前振りが長くなりましたが、40以降に注目!90まで、~アンタという言い方になるんです。イタリアでは小さい頃から誕生日パーティはほぼ定番、特に成人である18才や、20、30など10の区切りでは盛大に行うことが多々。30くらいまでは若い子たちのパーティって感じですが、40才=「とうとうお前もアンタの仲間入り=おっさん&おばはん?いや、人生の第二ステージ、成熟期に入ったお祝い」という感じで、それから50、60になっても、それはそれでまた盛大にパーティを行うのです。なんともそれがイタリアらしい!

今回、ダンナ幼馴染の「50才=チンクアンタ」の誕生日パーティが盛大に行われていました。おらが村から南東に30分、フィレンツェからも北東に30分、という好立地にあるアグリツーリズモ。コロナの影響もある中、幹事がいろいろ探して見つけてくれ、オープンスペースで着席スタイルになりました。なんだか、映画の世界のようでしょう?

周りはラベンダーに囲まれ、長ーいテーブルが2列、招待客はたぶん50人以上・・・半分はダンナを含め、フィレンツェで通っていた教会コミュニティでつるんでいた仲間たち。まさに、じじいになっても「ラガッツィィィィ~!!」と呼び合う親友たちです。主役の彼は、10代から芸人のようなキャラの人気者&20代そこそこで当時17才の彼女が妊娠してしまい、今では29歳の娘を持つお父さん!娘さんはもう中学生?を最後に見てなかったから、その変貌にびっくり~!高級ブランドのパタンナーをしているとても今風のかっこいい女性になってました。

イタリアでは、食事の前の「アペリティーヴォ(食前酒)」の時間もとっても大事。ていうか、このアぺリが私も大好き!全員揃うのを待ちながら、プロセッコやスピリッツを片手に、アグリツーリズモ散策。おらが村ゾーンでもあるシエーヴェ渓谷の絶景が見られる、この町の人には結婚式などのパーティによく使われる、人気スポットだそう。

皆がそろったところで席に着き、乾杯!

暮れていく夕日も美しく・・・前菜3皿、パスタ2種がゆっくりと出てくる間、席ではもちろん、皆が動き回ってあちらこちらでおしゃべりに花を咲かせます。ダンナの幼馴染だけれど、付き合いだした2001年後半から一緒にご飯食べたり、家でお茶したり、こうしてパーティしたり・・・私がまだほとんど生のイタリア語が分からない時代から、温かく迎え入れてくれ、今は仲間のように親しくしてくれる、いい人たちばっかりです。考えてみると当時は皆30才前後、20年近い付き合いと思うと感慨深い・・・

食事の後は、皆でハッピーバースディの合唱&花火ろうそく!そしてお決まり?の生い立ちビデオに、波乱の人生を共に送ってきた奥さんからのメッセージと熱いキス💛・・・この奥さん、高校生で妊娠・出産しながらも高校&大学卒業し、現在弁護士さん。でも全くツンツンした感じはないどころか、とっても柔和で素敵な女性・・・私より年下で29才の娘・・・まさに姉妹みたいでした。締めくくりは、「めちゃめちゃ可愛かったでしょ!うちのバンビーノ💛💛」と、50才のおっさんをまだ「mio bambino うちの息子ちゃん」と言うマンマ、最高!!

なんともイタリアらしい、素敵な「アンタ」の誕生日。何回参加しても、良いものですね。

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