フィレンツェ・バラ庭園、パノラマや彫刻も同時に楽しむ

この春は、バルディーニ庭園、アイリス庭園など、今まで行けなかった&しばらく行っていなかった庭園に足を運んでいます。その(おそらく)最後の訪問地が、このバラ庭園。こちらは通年開いていること、ミケランジェロ広場からも目に付く場所にあること、最後に下まで降りていくとサン・ニッコロ地区に到着することから、割合知られている庭園であり、市民の憩いの場所にもなっています。かつては定番のミケランジェロ広場からここでウェディングフォトツアー撮影、というお仕事でよく行っていました。なので、プライベートでゆっくり行くのはかなり久しぶりかも・・・

しかも久しぶりに行ったら、ミケランジェロ広場テラスすぐ下の入口には施錠が!隔離されたゴリラみたいに柵にひっついて中の様子を見てみたら人がいる!そしたらイタリア人らしいオーバージェスチャーで「あっちから入れるわよ!」と教えてくれました。そこから迂回し、階段を下ってもう1つの出入り口へ(詳しくは下記の基本情報&地図をご覧ください)。ここはちょうど、温室がある庭園中ほどです。ここより上の部分もありますが、あまり咲いているバラもなかったので、こことこの下の彫刻があるゾーンを中心に散策しました。

このバラ庭園がどうやってできたのか?今まで知らなかったのですが、調べてみると1865年にまで遡ります。なんとその理由は、1861年にイタリア統一後、首都が当初のトリノからフィレンツェに移ったこと、そのタイミングでミケランジェロ広場を設計と同時に、同じ建築家のジュゼッペ・ポッジがこのバラ庭園も手掛けることになったのです。首都になったことで、城壁が壊されたり、逆にこのような新しい整備もいろいろあったのですね。

知ってた?フィレンツェの城壁の歴史

庭園にはバラが約400種、全体でも1200もの花が植えられています。バラは品種により開花が違いますが、5月頃が一番の見頃のようですね。それでも、他の花や自由に寝転んだりもできる芝生もあるので、通年の楽しみ方があります。

TOP写真のようにフィレンツェのパノラマも見られますし、園内にはベルギー人アーチスト、Jean-Michel Folonの彫刻が10つあります。これは彼が亡くなった時に奥様がフィレンツェ市に寄贈したそうです。

そして寄贈されたもう1つのものは・・・松来風の日本庭園!これは姉妹都市提携をしてる京都市と高台寺から1998年に寄贈されたもの。こんな木製の東屋や、灯篭など、純和風のものの奥にフィレンツェの城壁が見える、そんなアンバランスさも面白いです!

こんな風に写真を撮りながらゆっくり下っても30分~1時間程度。ミケランジェロ広場でフィレンツェのパノラマを楽しんだ後は、こんな風に花と彫刻、日本庭園に癒されながら、ゆっくり散策を楽しんでくださいね。

ギャラリー(クリックすると拡大します)
基本情報

Giardino delle Rose
Viale Giuseppe Poggi, 2
Tel : +39-055-2342426

通年開園、平日は9時~、週末は10時~。閉園時間はシーズンにより異なり、日没前までです。

入口はミケランジェロ広場の下にあるテラスから、すぐ真下に1つ。またはミケランジェロ広場の南西側にあるBar Playから下っていく階段の真ん中・下に1か所づつあります。2021年5月現在は、この階段にある2つの入口からでしか出入りできませんでしたので、ミケランジェロ広場テラスから行こうと思っている方は注意です。

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