この春からのコラボ、フィレンツェ北部のマッラーディにある1500年代の邸宅。
7月に3泊をして頂いたお客様に続き、9月はフィレンツェから日帰りで1日アクティビティを楽しんで頂きました。マッラーディはフィレンツェから直通電車1本、1時間半で観光客が溢れるフィレンツェから別世界。自然に囲まれた田舎で、穏やかながら盛りだくさんの1日をお過ごし頂きました!
今回のお客様がいらっしゃった日は午後から雨が予報だったので、到着後にお茶とお菓子を頂いた後は村の散策に出かけました。アンナマリアからはマッラーディの歴史や歴史的な建物の解説、実際にそんな建物に入っているバールフレスコ画など内装を見学させてもらったり・・・
通る商店にもほぼ1軒づつ入り、ご挨拶や商品の紹介、そしておしゃべりが楽しく・・・生パスタ屋さんに入ったのに、しゃべりに来てたパン屋の大将のおしゃべりが止まらない(笑)、これも田舎あるある、観光地ではできないイタリアらしい体験です。
その後はメインの料理教室。美しいお皿に美しく準備された材料の説明から始まり、メニューそれぞれの行程を組み合わせ、効率よく調理してゆきます。メニューは事前にメールで、アンナマリアからの提案とお客様のご希望をすり合わせて決めていきます。
この日のメニューは
- カカオ入りタリアテッレの生クリームソース
- 鶏胸肉のスカロッピーネ
- ペペロナータ
- ティラミス
カカオ入りのパスタを伸ばし、バババン!と回転させる大技をマスターされ、アンナマリアも「ブラ〜〜〜ヴァ🤩」と大興奮!
鶏の胸肉に切り目を入れ、結ぶと見た目がキレイ✨
2人の楽しそうな写真の続きは、ぜひ下のギャラリーでご覧ください。
幸い雨も降らなかったので、食事はお庭のテーブルにて。テーブルセッティング、銀の水差しやカトラリーにうっとり、素敵に盛りつけられた料理にうっとり、もちろん食べてうっとり、の連続です。
どれも上品な味わいで重くなかったこともありますが、全て美味しかった&とっても若いお客様だったこともあり、おかわりをたくさんして全て完食!私もたくさん食べて、この日の夕食は抜きました。
そしてデザートの前に邸宅見学ツアーを。クイズ形式で、邸宅に残る歴史ある品々の正体を暴いてゆきます・・・お客様の答えにアンナマリアもほくそ笑み、正解を聞いた時のお客様のリアクションも楽しく、興味が尽きないまま各部屋を巡ります。
そして絶品ティラミス、ガラスの器にまたテンションが上がりまくり~「すっごーい!」と感動するお客様に、「これはあなたが作ったのよ!」とアンナマリア。
最後は文化財指定されている広間で最後の解説を聞き、アンナマリア家族からのサプライズのお土産が渡されました。その配慮にお客様も感涙、それにつられてみんなも感涙! 最後はいっぱいハグをして、別れを惜しみながら長く楽しい1日が終わりました。
貴族の邸宅で・・・と紹介すると敷居が高く感じられる方もいらっしゃるのですが、アンナマリアもその家族も、使用人さんたちもとても気さくで自然なホスピタリティにあふれた人たち。写真に写るアンナマリアのチャーミングな表情で、それを感じて頂けると思います!
宿泊はもちろん、日程に余裕がない方でも電車に乗って1日ふらりとマッラーディに遊びに来てください。ほっと落ち着く素晴らしい環境、そして村や邸宅の歴史に触れ、美味しいものを食べたり地元の人々と触れ合ったり・・・観光地では決して味わえない、イタリアの本当の魅力に出会えますよ。
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ギャラリー(クリックすると拡大します)
愛すべき、美しい30の村
飾らない、ありのままのイタリアへ!人口や景観など、「イタリアの最も美しい村」協会が設けた厳しい基準を満たした村だけが加盟を認められる「イタリアの最も美しい村」。その中から、イタリア在住20年以上、トスカーナ州の田舎町に暮らす著者が、“忘れられない”30の村をセレクト。古きよきものが息づく小さな村の魅力を、旅先での出会いやエピソードをちりばめながら綴る。
本の詳細はこちら
「フィレンツェから日帰りで行ける!トスカーナの小さな村10選」
「トスカーナのおうちごはん春夏編20レシピ」
「コロナ・ロックダウン緩和直後のイタリア・フィレンツェ記録写真集(モノクロ版)」
「コロナ・ロックダウン緩和直後のイタリア・フィレンツェ記録写真集(カラー版)」
「トスカーナのおうちごはん秋冬編20レシピ」
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