起源はドイツですが、年々イタリアの各都市でも開催されるようになってきたクリスマス・マーケット。イタリアでは今もイタリア最大の規模と人気を誇る、トレンティーノ・アルトアディジェ州ボルツァーノで1990年から開催され、フィレンツェでも2000年ごろからサンタ・クローチェ広場で毎年開催されています。ボルツァーノと比べると規模は小さいものの、50以上の屋台が並び、歩くだけでも気分がワクワク。普段トスカーナではお見かけしない食べ物を食べたり、寒い地域で作られた防寒グッズ、そしてクリスマス雑貨などは自分用はもちろん、頭を悩ませるクリスマスプレゼントにもぴったりです。
見ているだけでも可愛い雑貨たちは買いすぎに注意(笑)。
クリスマスツリーの飾りやクリスマスリースは自宅にも、そしてプレゼントにも喜ばれそう。
物欲よりも食欲?の私はランチ時間に狙って行ったので、食べ物屋台は更に入念にチェック。ドイツ系といえばソーセージ?つまりホットドック?もあったのだけど、まぁいつでも食べられるって言えば食べられるし、8ユーロとか結構なお値段・・・いろんなものを見比べた末、大好きなクラウティ(ザワークラウト=乳酸発酵による酸味が強いキャベツの漬物」と子豚の丸焼きが入ったパニーノに決定! バイエルンから来ているというお兄さんも面白く、パニーノもとっても美味しかったです。
ホントはここでビールも1杯・・・といきたかったところですが(笑)、仕事前だったのでやめときました。
スイーツはシュトルーデル(これは家でも作るのでパス)やザッハトルテ、そして専用の型にくるくると生地を巻き、トッピングをしたハンガリーのお菓子キュルテーシュカラーチにもひかれましたが、時間もあまりなかったのでこちらも今回は断念。ここを去る前にちょうどマンマ+2人の子どもが買っていたのですが、7ユーロだけあって結構な長さは10cmくらい・・・調べると本場では35㎝にもなる大きさで、皆でシェアして食べるそうです。
他都市のクリスマス・マーケットは1月6日までが多いのですが、このクリスマス・マーケットは12月17日まで。今年は無理でも、来年以降に11月半ばからフィレンツェに来られる方は、ぜひチェックしてみてください。
ギャラリー(クリックすると拡大します)
基本情報
サンタ・クローチェのクリスマス・マーケット
2024年11月18日~12月17日、10時~22時(金・土・日は~23時)
※例年だいたい同じような日程です。
※来年以降、会場が変わる可能性もあります。
愛すべき、美しい30の村
飾らない、ありのままのイタリアへ!人口や景観など、「イタリアの最も美しい村」協会が設けた厳しい基準を満たした村だけが加盟を認められる「イタリアの最も美しい村」。その中から、イタリア在住20年以上、トスカーナ州の田舎町に暮らす著者が、“忘れられない”30の村をセレクト。古きよきものが息づく小さな村の魅力を、旅先での出会いやエピソードをちりばめながら綴る。
本の詳細はこちら
「フィレンツェから日帰りで行ける!トスカーナの小さな村10選」
「トスカーナのおうちごはん春夏編20レシピ」
「コロナ・ロックダウン緩和直後のイタリア・フィレンツェ記録写真集(モノクロ版)」
「コロナ・ロックダウン緩和直後のイタリア・フィレンツェ記録写真集(カラー版)」
「トスカーナのおうちごはん秋冬編20レシピ」
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