「・・・もしかして、クミコさん!?」
え、どうして私のこと知ってるんですか!?
そんな会話があったのは、先日、 自転車ラバーの通訳仲間とオルチャ渓谷E-バイクツアー に行く日の朝。宿泊している村、大人気のオルチャ渓谷にありながら、モンティキエッロ は車でしか来られないこともあって、その分昔ながらの雰囲気や住民の息吹が感じられるのでとてもおススメの村なのですが、日本人の方に会うことはとても少ない。なのに朝食を食べていると日本人のご夫婦が入ってこられました。目が合ってお互い笑顔になったのもあり、「せっかくだからどうぞ~」と、お隣で朝食をとることにしたのです。

ここの朝食は、パンやホットケーキも全部オーナー手作り。希望で卵も好きな形で調理して持ってきてくれます。クレーブの日もありました!フルーツも嬉しい。
※宿については別記事で紹介します♪
どちらからですか?私はトスカーナに住んでまして・・・姑の故郷がこの近くで・・・なんてことを言った後に、冒頭の言葉。なんと、私の本「イタリアの美しい村を歩く」の読者さんで、この本をバイブルにして美しい村をめぐる旅をしてらっしゃったのです!!しかも今回で2回目。
「今も本持ってるんです!持ってきます!」
とお部屋から持ってきてくださった本には、たくさん付箋がついていました。サインしてください!と言われたものの、ただ「名前を書いただけ」になってしまいましたが、こうしてリアルで会えることの少ない読者さん、いや「愛読者さん」にこんなミラクルな偶然で出会えたことに本当にびっくり!しかも、レンタカーで気ままに回っていらっしゃって、この宿を予約したのも前日だった(最後の1部屋)だったというミラクルさ。
しかも関西で私の実家とも近く、お二人は私の姉の元勤務先で、しかも勤務時代がかぶっている・・・偶然にしては出来すぎなことが山盛りで、もうテンション上げ上げで笑うしかありませんでした。
ご参考までに、このご夫婦の美しい村を巡る旅はこんな感じでした。
- モンテフィオラッレ(トスカーナ)
- スカルぺリア(トスカーナ)
- カパルビオ(トスカーナ)
- ピティリアーノ(トスカーナ)
- ルチニャーノ(トスカーナ)
- アンギアーリ(トスカーナ)
- デルータ(ウンブリア)
- スペッロ(ウンブリア)
そしてご縁はまだまだ続きます・・・笑。
「フィレンツェから日帰りで行ける!トスカーナの小さな村10選」
「トスカーナのおうちごはん春夏編20レシピ」
「コロナ・ロックダウン緩和直後のイタリア・フィレンツェ記録写真集(モノクロ版)」
「コロナ・ロックダウン緩和直後のイタリア・フィレンツェ記録写真集(カラー版)」
「トスカーナのおうちごはん秋冬編20レシピ」
いずれも読み放題に入っています!
