イタリアは郷土色が強く、それは料理にもよく表れています。料理はまだ分かるのですが、それは食材にまで!しかもトスカーナに接しているラツィオでさえも、トスカーナではなかなか郷土野菜があるのです。それは、プンタレッレ。そして今回検索して初めて知ったのは、プンタレッレっていう野菜があるわけでなく、チコリの内側にある柔らかい先っぽの部位をプンタレッレと呼ぶこと。これを初めて食べたのはいつだったか・・・食べたのは間違いなくローマだけで、この7月頭のローマで「プンタレッレありますか?」ってレストランで聞いたくらい好きなのですが、「旬は10月からなんだよ~」ってことで、食べられなかったのです。その旬の事はすっかり忘れていたのですが、ななななんと!スーパーで(おそらく初めて)プンタレッレを発見!!勢いで買ってしまいました。しかし、このまま食べてはないよね?どうやって食べるんだったっけ?
これがプンタレッレがチコリの部位だと知った動画(笑)。なので、今回のようにプンタレッレだけで売ってなくても、内側をチェックしてチコリを買えばいいってことですね。売っていたのはプンタレッレだけだったのですが、動画よりもかなり短いです。ともあれ、動画に従って下の固い部分を取り、縦に半分に切って、
更に薄く縦方向にスライス。水は冷水、氷を入れても良いですが、特に冬は必須ではないです。私は先に水を張った桶を冷蔵庫に入れて冷やしておきました。これで1時間放置。だいぶんアクが出ますねー。
待っている間に、にんにく・アンチョビソースを。今回うちはアリオーネ1かけ入れました。にんにく、アンチョビフィレを細かく刻んで、オリーブオイルにいれ、よく混ぜます。プンタレッレの水を十分に切り、ソースを食べる30分くらい前に和えておくと、よく味が染みて良いです(でも長く置きすぎると水が出てきますので注意!)
500gあったので大量のプンタレッレサラダになりましたが、やっぱり美味しくてかなりの量=パスタ皿1皿分!を食べてしまいました~でもアリオーネだから、臭わないはず!(笑)。
日本ではなかなか手に入らないかもしれませんが、ローマに秋冬来られる方は、ぜひ食べてみて下さいね!
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