寒くなると食べたくなる料理、ベスト5!

この秋は(も)雨が多く、10月半ばでも寒い日で最高13度、最低6度!!!なんて日も・・・我が家もとうとう夜にはストーブON、スリッパも中綿付きに履き替えました。そんな日、特に晩ごはんは、やはり温かい料理が一番!ということで、寒くなると食べたくなる我が家(きっとイタリア、特にトスカーナ全域)の定番料理を紹介します。

ブロード

ブロードとは、野菜や肉で取った出汁のこと。クリスマスの定番料理「トルテッリーニ・イン・ブロード」は、去勢した雄鶏と野菜で丁寧に作るので、これはほんっとに美味しい!とはいえ、日常的にはなかなか時間もないので、我が家ではボッリートで出た出汁に、パスタを入れて翌日の晩ごはんとして利用しています。もっと時間がなく、軽く晩ごはんを済ませたいときは、キューブコンソメを溶かすだけでもOK!ちなみにTOP写真は、先日マンマ宅で食べたパッサテッリ。エミリア・ロマーニャの郷土料理ですが、ボローニャ県出身のマンマの姑(つまりダンナの父方の祖母)から習ったそう。私も器具を1つ受け継いだので、この冬こそはマンマから習いたいと思っています。

ミネストローネ

ミネストローネにもいろいろありますが、もう、とにかく何でも!リボッリータミネストラッチャ、そして我が家の定番の野菜&大麦のミネストローネ。長男は一番目と三番目が嫌い(2番目は昨年から喜んで食べるように!)、偏食家の次男はかろうじて三番目だけ食べるのですが、長男が・・・という訳でこれらを作ってしまうと別に何か作らないとダメなので超めんどくさいんですけど・・・やっぱり冬に食べるミネストローネは格別です。

ポレンタ

ポレンタ=北イタリアの料理、と思われがちですが、イタリア全土の山間部でよく食べられます。食べ方は州ごとに多少変わるかもしれませんが、トスカーナではこの2つ=プリモとしてソースと共に&クロスティーニ。寒い日は、ゆるめに作ったポレンタにスーゴ(肉系のソース)をかけて、ハフハフ言いながら食べるのがたまりません!ゆるめにつくったファリナータも美味しいです。

煮込み

この5つが全部に当てはまることですが、「寒くなると食べたくなる料理」=「暑いときに作りたくない料理」で、もれなく煮込み料理もその1つ。これは近年マイブームのペポーゾ(牛すね肉の赤ワイン煮込み)で、前述のポレンタを添えた最強コンビネーション!ほかにもトマト煮込み、ポトフなども。

鉄板料理

昨年夏に日本から持ち帰ったホットプレートBRUNO+12月にやっと購入できた変圧器。なんだかお好み焼きやたこ焼きよりも、断然このアヒージョもどきで大活躍しています。これも夏だと、「あっつ~」って言いながらビール飲んで食べるのですが(まぁこれはこれで旨い)、冬だと逆にあったまりながら食べられるという。ちょっとアヒージョもマンネリしてきたので、何か違うアイディアはないかな?

・・・とはいえ、血が日本人の私が食べたいのは、

  • おでん
  • 雑炊

だったりします・・・土鍋が割れたので、今年日本で買って帰るはずが~またしてもコロナのアホ~!!!

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