好きな「サルーミ」はどれですか?

イタリアの食については語るものが多すぎるのですが、その1つは、Salumi サルーミ。よくサラミですか?と聞かれますが、サラミはサルーミの1つ。語感がよく似ていますが、サルーミは「Sale (サーレ=塩)」が語源の言葉=保存のために塩やハーブなどを入れた一般的なハム類の相称です。郷土ごとに食文化も違うイタリアでは、郷土サルーミを入れると膨大な種類のサルーミが存在しますが、ざっと並べるとこんな感じです。

  1. Prpsciutto Crudo 生ハム
  2. Prosciutto Cotto ローストハム
  3. Speck スペック
  4. Mortadella モルタデッラ
  5. Salame サラミ
  6. Culatello クラテッロ
  7. Bresaola ブレザオラ
  8. Pancetta パンチェッタ
  9. Lardo ラルド
    などなど・・・

どれが好きですか?と聞かれても、「ぜ、ぜんぶぅぅ~!!!」と言いたくなるほど、全部美味しい!

更に、同じ名前でも産地によってDOPになっているサルーミも多々あります。例えば生ハムなんて、パルマ、サン・ダニエーレ、トスカーナなどなど。トスカーナ愛あふるる私でも、お高くても一番好きなのはサン・ダニエーレの生ハム・・・それはやはり、生ハム祭りに行った大興奮の経験があるからかもしれません。

イタリア最高級生ハムの生産地 サン・ダニエーレ「生ハム祭り」

そして、DOPやIGPでなかったとしても、まさに「ご当地サルーミ」も多く。上記のラルドは各地でも作られていますが、圧倒的に有名なのはDOPを持つアオスタのアルナッドと、IGPを持つトスカーナのコロンナータ。

大理石に囲まれた「ラルド」の村、コロンナータ

生ハムもラルドもそうですが、産地に行って食べると美味しさが爆増しますね(笑)。

トスカーナのサルーミは、このように生ハム、ラルド、そして他に「ソプラッサータ」「フィノッキオ―ナ」があります。ソプラッサータは、豚の捨てるような部位=頭、舌、しっぽ、軟骨などで作った食感の面白い半生タイプ。うちのダンナの大好物。そしてフィノッキオ―ナは、フェンネルシードが入った脂肪分多めのものなのですが、こちらはドライタイプと、半生の「ズブリチョローナ(=ぽろぽろ崩れる)」があるのですが・・・

どのサルーミが好きですか?と聞かれたら、私は迷いながらも、「・・・ズ、ズブリチョロ―ナ!」と答えるでしょう。ドライのでなく、ズブリチョロ―ナ、です。しかも、先日通訳で行ったこちらで買って帰ったチンタ豚のズブリチョロ―ナは最高!!ランチでパンが少し余ったから、とズブリチョロ―ナをひと切れのせて食べたのですが・・・つい、赤ワインに手が伸びました。ワインがめちゃめちゃすすんでしまうという意味でも、かなりヤバいサルーミです。

さて、みなさんはどのサルーミが好きですか!?

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