イタリア料理と言えば、パスタ。しかし、我が家ではダンナの糖質制限ダイエットのためパスタは減らしているし(しかしゆるくやってるせいか効果はほとんどなし・号泣)、特に冬はパスタはあまり食べないのです。というのも・・・冬らしいプリモがたくさんあるから。
おさらいをすると、イタリア料理のメニューは大きく5つに分かれています。
- Antipasto 前菜
- Primo プリモ
- Secondo セコンド
- Contorno 副菜
- Dolce デザート
このプリモを代表するのがパスタな訳ですが、冬はそれ以外の
- ミネストローネ(ミネストラ、ズッパ=スープ含む)
- ポレンタ
- リゾット
なども含まれます。
日本だとパスタはけっこうつゆだくですが、イタリアでは和えてある感じ?なので、上記の3つに比べると「ほくほく感」が少な目。なのでやっとググっと冷え込んできた先週からは、この3つが頻繁に登場しています。
先週やってヒットだったのは、マンネリ化しているので参考に・・・と開けたCOOPの無料冊子のレシピページ
たまたま材料がほぼ全部あったからというのもあるのですが、この「ちりめんキャベツとひよこ豆、パンチェッタのミネストローネ」が美味しかった~。唯一なかったのはクルクマ(ターメリック)だったのですが、代わりにカレー粉を使いました。
作り方は簡単で、香味野菜(玉ねぎ・人参・セロリ)をみじん切りにして炒め、パンチェッタを入れてさらに炒め、細切りにしたキャベツとかぶるくらいの水を入れて煮込み、最後に下茹でした(あるいは缶詰の)ひよこ豆を半分マッシュ・半分そのままで投入、塩・こしょう・パプリカ・クルクマ(私はカレー粉)を入れてできあがり~そのものが温かいだけでなく、スパイスがさらに体を温めてくれて効果抜群!
もちろん、トスカーナ定番のリボッリータや豆のミネストローネも。
そしてポレンタ。
子どもたちは野菜・豆料理があまり好きではないので(次男など皆無!)、上のミネストローネの時に息子たち用に作ったのはサルシッチャとポロネギのポレンタ。野菜が苦手と書きましたが、このソースにはしこたまポロネギが入ってます(笑)。
リゾットはいろいろありますが、私とダンナが好きなのはゴルゴンゾーラのリゾット、もとい、大麦を使ったオルゾット。
ここにも書いてますが、息子たちはゴルゴンゾーラ嫌いなのでトマトベースで。ことごとくインフラの中、更に高くなったエビはもはや買えないので(号泣)、特価になっていたイカに変えて作りました。
これらの3料理って、食べて温まるのはもちろん、弱火でコトコト煮込みながら作るので、作ってる人(私)もじわじわ温まるんですよね。なのでついつい、頻繁に登場してしまうのです。日本だと冬は圧倒的に鍋料理だけれど、土鍋が割れて以来できず・・・今年日本に行けることになったら、買い物リスト上位に入れておかないと。
愛すべき、美しい30の村
飾らない、ありのままのイタリアへ!人口や景観など、「イタリアの最も美しい村」協会が設けた厳しい基準を満たした村だけが加盟を認められる「イタリアの最も美しい村」。その中から、イタリア在住20年以上、トスカーナ州の田舎町に暮らす著者が、“忘れられない”30の村をセレクト。古きよきものが息づく小さな村の魅力を、旅先での出会いやエピソードをちりばめながら綴る。
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「トスカーナのおうちごはん春夏編20レシピ」
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