秋から週2~3でフィレンツェで定期的に仕事をしているのですが、家にいる日に限って天気が悪く・・・そしてあっという間に12月! ちょうど1週間前やっとこ晴れたので、ずっとやりたかったクリスマスリースを作ることにしました。作るだけなら天気が悪くてもできますが、なんせ材料調達から始めるもので(笑)。早いもので今年で5年目、いや、5回目。記録として書いているブログを見たら、なぜか昨年は作っていませんでした(全く記憶なし💦)。
村の中心に出る時にも寄り道して目星はつけていたのですが、まずは一番近くいろんなものが見つかる可能性が高い、家の裏山へ。
さんさんと太陽が降り注ぎ、上着は着ずにスウェットのパーカーだけで来て大正解。ずっと上りなので体はポカポカです。こうして上から見下ろすおらが村も久しぶり・・・もしかしたら春ぶりかも?
道中ではあまりいい物がなく、やはり今年も昨年同様に
ベースはうちのオリーブかな、と思いきや。裏山最後のお宅近くで、つるが木に巻き付かずに地面に長く這っているエデラを発見!よしよし、これは使える・・・という訳で、2020年の時と同様にベースはヘデラに決定。そして大きなヒバ系の木があり、とりあえず飾りに使えるかなーとこちらも実がある部分を中心に拝借、他、緑と黒のつぼみ?実?がついたものも。「盛り」用のエデラの大きな葉も追加して。最後に公園の赤い実を拝借(見つかったら捕まっちゃうのかしら・爆)し、これでTOP写真のように材料が揃いました!
こうして6月末から約半年、我が家の扉を飾ってくれたラベンダーリースもお役目終了。こちらは来年のラベンダーリースのベースとなるので、刺したラベンダーを抜いてコンポストに入れ、ベースは来年まで保管しておきます。
あとはいつもの要領でエデラを巻き巻き・・・バランスが悪く横長になったのだけど、下に飾りをつけると重みで伸びてくる!と経験値から想像し、今回は下半分だけの飾りつけにすることに。想像通り、これでほぼ均一な円形になり、1人でガッツポーズ(笑)。
リースの意味を調べると、常緑樹は活力のシンボルであり魔除けに、そして実は豊かさのシンボル。円は終わりのない循環=永遠を意味するそうです。いつもより実を多種・多めにつけたのは、家族みんなが実りある1年であるように自然と気持ちがうつったのかもしれません。どんどん大きくなる息子たち、逆に年を重ねる私たち夫婦ですが、どちらも心身ともに健康で充実した年を迎えたいですね。
今年は何年かぶりにフィレンツェでクリスマスを過ごします。
皆さんも、良いクリスマスをお過ごしくださいね💜
愛すべき、美しい30の村
飾らない、ありのままのイタリアへ!人口や景観など、「イタリアの最も美しい村」協会が設けた厳しい基準を満たした村だけが加盟を認められる「イタリアの最も美しい村」。その中から、イタリア在住20年以上、トスカーナ州の田舎町に暮らす著者が、“忘れられない”30の村をセレクト。古きよきものが息づく小さな村の魅力を、旅先での出会いやエピソードをちりばめながら綴る。
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「フィレンツェから日帰りで行ける!トスカーナの小さな村10選」
「トスカーナのおうちごはん春夏編20レシピ」
「コロナ・ロックダウン緩和直後のイタリア・フィレンツェ記録写真集(モノクロ版)」
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