今年は、日本から来た友人と一緒にサンミニアートのトリュフ祭りを楽しみました。昨年のトリュフ祭り、そして先月お客様ご指定のレストランへランチへ行ったので、今回で3回目のサンミニアートの町。3回目にして、行きたいと思ってた場所に、やっと行くことができました・・・それが、フェディリチャーナの要塞と塔。遠くからサンミニアートを見た時、また町の中にいてもすぐに分かる、町のシンボル的な存在です。歴史好き、そして要塞フェチの私(サイトで要塞の記事が多いのはそのせいです・笑)としては、絶対行かないといけない場所。
ドゥオモの左裏手から坂道を上り、5分もない距離。坂を上り終えると、こんな風にだたっぴろい空間に出ます。塔は元々、フェデリコ2世のよって1217年~25年の間に建てられたもの。フィレンツェからピサの間にあるフランチ―ジェナ街道の要所となります。しかし現在の塔は、第二次世界大戦中にドイツ軍によって爆撃を受け、その後1958年に修復されたもの。高さは37mあり、ここからはアルノ渓谷の下流やヴォルテッラの方まで見渡すことができます。
いつもパンフレットなどで見るサンミニアートの写真は、やっぱりここからだったんですね!ドゥオモの後陣と塔、それからその前後に長い旧市街が見られます。
それから遠くに目をやると、これぞザ・トスカーナの田園風景・・・オリーブ畑、そして黄金色に輝くブドウ畑。着いた時は天気がよかったのに、途中から曇って来て残念・・・晴れていたら、もっと美しく見えていた事でしょう。
動画もどうぞ~結構風が強かったです。
ドゥオモから行く時には、イタリアでは少ない紅葉も見られ、トリュフ祭りのいろんな屋台でつまみ食い&目がギラギラ(笑)になっていた私たちには、ちょうど良い息抜きになりました。ちなみに、塔は3.50ユーロで上ることもできますので、お時間のある方は塔の上にもぜひ!