日本人の私にとって、特に冬は、お風呂が何よりの楽しみな時間。シャワーじゃないですよ、もちろん浴槽にじっくりつかってリラックスする時間です。その時間が更に楽しみになったのは、ボディソープを変えたことから。前は地元のオーガニックハーブメーカーのものを使っていたんですが、
- お気に入りのバジルが近所に売ってない、前に売ってた所にもないことが多い。
- ボディソープに限らず、プラスチックボトルをできるだけ止めたいと思い始めた。
2つ目はなんとなーく思いつつも、以前に友人からプレゼントされた固形シャンプーが予想以上によくて長持ちしたことから、買いだめしているものがなくなったら、できるだけ固形に移行しよう!と思っていました。とはいえ、どの固形ソープにする?と考えた時に思い出したのは・・・
そういえばアンナもソープを作っていたはず! しかも原料の花やハーブ、オリーブオイルも全て彼女の畑でできたもの。そんな折、ちょうどお客様の宿泊もあったので、チェックインのお手伝いの後、料理教室に行く前にアンナの家にお邪魔しました。何種類かあった中、とりあえず選んだのはこの2つ。
左はラベンダー、そして右はカレンドラ。ラベンダーは我が家でもリースや香り袋で大活躍のお馴染みの香りですが、気になったのがこのカレンドラ。アンナ曰く、このカレンドラは香りだけでなく植物療法的にも優秀なもので、古くはクレオパトラの時代から、中世に重宝されていたのだとか。花ぶらを植物性オイルに漬けたものは、皮膚や粘膜保護、かぶれや肌荒れ、保湿などの目的で使われていたそうです。また現在は肌のアンチエイジングとしても注目されているとか・・・美容に関しては全くお金をかけない私ですが、ボディソープくらいは信頼できる友人から良いものを買って楽しみたい! まだ数回しか使っていませんが、心なしか肌がつるつるになったような? 嬉しいのはタオルにこすりつける回数が少なくて済むこと。すぐになくなるだろうなーと思っていたので嬉しいサプライズです。
ソープづくりは苛性ソーダなども使うので体験プログラムには向かないのですが、ラベンダーの収穫と蒸留、花やハーブの浸出オイルなどに興味がある方は、ぜひアンナのパーマカルチャー農園までお越しくださいね。 私は今まで西洋オトギリソウの浸出油しか作ったことがないですが、今年はラベンダーでも作ってみようかなぁ・・・。
愛すべき、美しい30の村
飾らない、ありのままのイタリアへ!人口や景観など、「イタリアの最も美しい村」協会が設けた厳しい基準を満たした村だけが加盟を認められる「イタリアの最も美しい村」。その中から、イタリア在住20年以上、トスカーナ州の田舎町に暮らす著者が、“忘れられない”30の村をセレクト。古きよきものが息づく小さな村の魅力を、旅先での出会いやエピソードをちりばめながら綴る。
本の詳細はこちら
「フィレンツェから日帰りで行ける!トスカーナの小さな村10選」
「トスカーナのおうちごはん春夏編20レシピ」
「コロナ・ロックダウン緩和直後のイタリア・フィレンツェ記録写真集(モノクロ版)」
「コロナ・ロックダウン緩和直後のイタリア・フィレンツェ記録写真集(カラー版)」
「トスカーナのおうちごはん秋冬編20レシピ」
いずれも読み放題に入っています!