サント・スピリト通り、スパーダ通り、ネーリ通り、トスカネッラ通りに続く、フィレンツェの素敵な通りシリーズ第5段は、ディ・コンティ通りです。
ご覧の通り、駅からドゥオモに行く通りにも近い、観光客も多いサン・ロレンツォゾーンにありますが、それほど人が溢れることもない落ち着いた通りです。これまで紹介した通りと共通するのは、新しいお店と昔ながらのレトロなお店が混在していること。
メディチ家の礼拝堂のあるマドンナ・デッリ・アルドブランディーニ広場からスタートしてみましょう。目印は、日本の100円均一ショップならぬ99セントショップ。ぶっちゃけ、品質は日本の100均ほど良くないのでほとんど行きませんが、ここぞ!という時には役立ちますし、旅行中の方はイタリアの100均がどんなものか見てみるのも楽しいですよ。結構昔からあるので、それなりに売れているんでしょうね。
その横が、エントランスが可愛いオステリア・Cipolla Rossa =赤玉ねぎ、という名前だけあって、内装も赤が中心で雰囲気良さそう~入ってみたいお店リストに入りつつ、まだ行けていません(このゾーンなら、ついつい GOZZI に行ってしまうのです)。
その向かいはレトロな構えの薬局、そこから同じテイスト?の昔からあるお店が並びます。
それから近年できたシックなレストラン・Konnubioに、隣はこれまたおしゃれなヴィンテージ・インテリア・書ショップのUB。
そこから通りは二手に分かれますが、進行方向へ向いて右の道へ。ここにもインテリアショップ、ヴィンテージ・ファッション、そしてアウトドアテイストのバッグ・靴屋さんが続きます。後者2つのお店の間には、いつも写真を撮ってしまうイタリアン・トリコロールのイスが並んでいます。
そこを抜けるデ・チェレッタ―二通りで、左に曲がるとドゥオモ、右に曲がるとSMN駅、と人通りの多い道に出ます。フィレンツェのいい所は、観光客であふれる道は数本ありますが、少しそれただけで比較的落ち着いた通りになること。今はグーグルマップもあるので、分かりやすいけれど雑踏で疲れる道より、探検気分で少し違う道を選んで歩いてみて下さいね。
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