【ガイドにないフィレンツェの教会】サンタ・マリア・マッジョーレ教会

サンティ・ミケーレ・エ・ガエターノ教会サン・フレディアーノ教会サンタ・マリア・マッダレーナ・デ・パッツィ教会に続く第4段の、ガイドにないフィレンツェの教会シリーズ。ここはフィレンツェに行った方なら、99%以上の方が絶対通ってる教会=駅とドゥオモを結ぶ道に沿って建っています。TOP写真を見て、見覚えの方も多いのではないでしょうか?何の変哲もない教会に見えますし、開いている時間も少ない(多分、午前中だけ)なので、実は!私も今回初めて中に入りましたが、いやはや、驚き・・・他のガイドにない教会と同じく、中は豪華絢爛、見ごたえたっぷりだからです。

教会はおそらく8世紀のランゴバルト時代から、931年に最初の記録が残っています。フィレンツェの繁栄に伴い城壁が建てられますが、1078年のマティルディーナの城壁内に存在する1番目の教会だったそうです。当初はロマネスク様式で建設され、今もその名残はファサードや鐘の塔に残っています。13世紀にシトー派の教会となった時の改築でゴシック様式となり、それは3身郎に半円アーチ+角柱からも伺えます。かのヴァアーリによると、改築はマエストロ・ブォーノにより行われ、主祭壇の祭壇画はアニョーロ・ガッディに描かれたそうです。

その後も、カルメル会、カミッリアーニ会などの手に移り、その時々に修復がなされてきました。一番最後は、1966年のアルノ川の氾濫により、床は全て新しくされたそうです。

有名芸術家の作品などはありませんが、目を引くのは左身廊奥にある木製の「聖母子像」。鮮やかな色と金で装飾されていますが、なんと13世紀の作品だそうです。

教会右側の元・教会の中庭は、現在は飲食店になっており、テラス席が気持ちよいです。観光シーズンでも皆ドゥオモに向かうからか?混んでいることはまずなく、ほっと一息ついて芸術鑑賞するのにももってこい。ゴシック~ルネサンス~バロックと、いろんな様式が混ざり合った空間を楽しんでくださいね。

ギャラリー(クリックすると拡大します)
基本情報

Chiesa di Santa Maria Maggiore
Vicolo di Santa Maria Maggiore, 1

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