マレンマ発のスーパータスカン、ビオダイナミックのワイナリー「アンペレイア」

ワイン好きの方ならご存じの「スーパータスカン(スーパートスカーナ)」。DOCGなどの格付けのルールにとらわれない、土着品種にこだわらないトスカーナワインを指します。イタリアは土着品種に重きを置いた中、1970年代、トスカーナのボルゲリでフランス種のブドウで作ったワインが高く評価されたことから、「スーパータスカン」が誕生。スーパータスカンの代名詞であるサッシカイアから今まで、超高級なものからお手頃なものまで、スーパータスカンが続々と登場しています。

さて、今回紹介するのはボルゲリゾーンから南に下がったマレンマ北部に位置するワイナリー「アンペレイア」。キアンティやモンタルチーノの一面ブドウ畑を見慣れた人は、山の中に点在するブドウ畑にちょっとビックリするかもしれません。ここは、トレンティーノにワイナリーを持つ女性が、新たなワインの可能性を求めてイタリア中を探し歩いた結果、この地にほれ込んで一から作ったワイナリーです。開設当初からある一番標高の高いブドウ畑(標高450~600m)から、中ほどのブドウ畑(標高250~350m)、下のブドウ畑(標高200m前後)と拡張し、それぞれの土壌や気候にあうブドウを栽培しています~2009年からは全面的にビオダイナミック農法にシフト。

ブドウの品種は多岐にわたり、トスカーナの土着品種である赤のサンジョヴェ―ゼ&白のトレッビアーノから、南部に多いアリカンテやアリカンテ・ネ―ロ、フランス種のメルロー、カベルネ・フランなど。それをブランドしたものから、同じ品種を100%使用したものなど、全部で8種類のラベルをラインナップ。

このワイナリーの代表的なワインでかつワイナリーの名前のついた「アンペレイア」の一部工程や、メルロー100%のエンパティアではほぼ全ての工程で木製の樽が使用されていますが、それ以外は全てセメントの容器を使用。最近復活したテラコッタ容器も、実験段階で導入するなど、新しいワイナリーの革新を起こす意気込みを感じます。

テイスティングルームはこんな感じ。ギャラリーに写真を載せますが、シンプルながらもセンスがあふれるオシャレなインテリアや小物にテンションも上がります!そして、各ワインのラベルも可愛くて、ついついパケ買いしそうなくらい・・・いや、ラベルだけでなく、どのワインも味わい深く、特徴が際立っていました。

この日は赤2本と白(といってもマセレーションしたオレンジワイン)1本をテイスティング。この日担当してくれたフランチェスコさんは、若いけれどとても博識で、何よりも実際ワイン作りに携わり、情熱がヒシヒシと感じられました。名だたるスーパータスカンのワイナリーでは、雇われガイドがただ読んだだけの説明をするようなケースもありますが、そういうワイナリーは見学の価値が半減・・・やはりワインに愛情を持った作り手の生の声で説明してもらえ、質疑応答できるのがワイナリー見学の醍醐味だと私は思います。

ワイナリーは当然車でしか行けない場所なので、道すがらや周辺の見所と合わせておススメします!

ギャラリー(クリックすると拡大します)
フィレンツェ発着・通訳アテンド付き1日ハイヤーツアー

【モデルプラン=お2人参加の1人料金・320ユーロ】
8時半  :フィレンツェ出発
10時半:サンガルガーノ修道院
12時    :マッサ・マリッティマ、ランチ&散策
15時    :アンペライア・ワイナリー見学&テイスティング
19時    :フィレンツェ着
※サンガルガーノ修道院の入場料、ランチ代は含まれておりません。

上記の場所の代わりに、ヴォルテッラ、サンジミニャーノ、スヴェレートカンピリア・マリッティマボルゲリの他のワイナリー、などとの組み合わせも可能です(組み合わせにより、価格が変動します)。プラン変更、2名以上、フィレンツェ以外の発着地、通訳なしなどの場合、お問合せ下さい。

お問合せ&お申し込みは、こちら

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