アレッツォ県北部の小さな村「プラートヴェッキオ」、ツバメ天国?の柱廊の村

アレッツォ県北のカゼンティーノ地方、先日紹介したスティアの隣町・・・いや、行政的にいうと同じ市のプラートヴェッキオ。私たちの目当てはここの郊外にあるサン・ピエートロ・ディ・ロメーア教会だったのですが、せっかくなので旧市街にも行ってみました。なんの下調べもしてなかったので歩いただけですが、まずびっくりしたのが、この町並み・・・

これはメインストリートのガリバルディ通りですが、旧市街のほとんどの建物がポルティコ=柱廊つきになっています。ポルティコのイメージはなんといってもボローニャ、モデナレッジョ・エミリアなどエミリア・ロマーニャの町なのですが、こんなところに柱廊だらけの村があるとは意外でした。他の田舎町と同じく、日曜なのでほとんどの店は閉まっていたのですが・・・これまた意外なもので楽しませてもらいました。それは・・・

ツバメ!
やたらめったら飛んでる鳥はなんだ!?と思ったら、その全部がツバメでした。しかも町中で結構低空飛行・・・というのも。

え?

ツバメの雛!(にしてはもうデカいけど)

こんな風に、ほとんどといってよいほど柱廊の角にツバメの巣があるんです。お母さんツバメはあちらこちらに飛び回り、そしてまたこの巣の雛に食べ物を運んでくるんですね。住民は糞の被害も大変かと思いつつ、この可愛い姿に胸キュン!!

メインストリートからはずれた路地もこの通り、柱廊にたくさん花も飾られていて、とても素敵。

そしてその近くの広場にある壁祭壇には、ロッビア工房の色彩テラコッタ「玉座の聖母子と洗礼者ヨハネ・聖セバスティアン」。こちらはヤコポ・ランディーノ広場近くのエディーコラ(新聞・雑誌屋さん)にあるもので、柵もあるので分かりにくいですが、ぜひ探してみて下さい。

ツバメは5月~6月によくみられると思いますが、それ以外の時期でも、特にロメーナ教会に行かれる方はぜひ旧市街にもどうぞ。

アレッツォ県北部、ロマネスク様式の傑作「サン・ピエトロ・ア・ロメーナ教会」

おらが村にもビジターセンターがある、「カゼンティネージ国立公園」の本部もプラートヴェッキオの旧市街・ヴィジャーニ宮に置かれています。

ギャラリー(クリックすると拡大します)
基本情報

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【行き方】
フィレンツェ駅前バスターミナルよりSI90番のバスで Ponticelli 乗り換えで1時間40分。時刻表はこちらより、行きたい日の日付を変更してください。ANDATAはフィレンツェ→プラートヴェッキオ、RITORNOはプラートヴェッキオ→フィレンツェ。バスの乘り方などはこちらをご覧ください、またはアレッツォより直通電車で1時間強。電車の乘り方などはこちらをご覧ください。鉄道駅からパオロ・ウチェッロ広場までは徒歩3分です。ロマネスク様式のサン・ピエートロ・ディ・ロメーア教会は車で5分、「イタリアの美しい村」にも加盟しているポッピとは車で10分なので、ハイヤーで一緒に周ることをおすすめします。コーディネイトなど、どうぞお問い合わせください。

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