サント・スピリト通り、スパーダ通り、ネーリ通り、トスカネッラ通り、ディ・コンティ通り、ポルタ・ロッサ通り、アルビツィ通り、サン・ヤコポ通りに続くフィレンツェの素敵な通りシリーズ第9段は、ピエトラ・ピアーナ通りです。
今まで紹介した通りも観光客がドバドバ歩くような大きな通りではないのですが、これまでの中ではトスカネッラ通りと今回のここ?だが大きな観光名所も近くになく、歩いているのはほとんど地元民!な通りではないでしょうか。観光客の方がこの通りを使っていくような場所は、おそらくサンタンブロージョ市場か、その周りにあるチブレオ関連のレストランとショップくらい。
私もこの日はサンタンブロージョ市場に用事があったので、この道を通って中心部に戻ったのでした。
ピエトラピアーナ通りの東側の始まりは、このサンタンブロージョ教会のある広場。もちろんコロナ禍下で観光客はいないけれど、それがなくても下町感満載。フィレンツェに住んでた頃は市の東端にいたので、この道を通って徒歩&自転車でよく行き来してたのですが、かなり久しぶり。なのでお店の入れ替わりがかなりありました(この数年でなく、コロナの影響もあるかもしれませんが)。
私のイメージでは、この通りは家具屋さんのイメージ。おらが村にマイホーム契約してから、この通りのお店の何軒かに入って、見積撮ったりもしたものです。昔は4、5軒あったはずですが、今は2軒ほど・・・
コロナ禍下でしまっていましたが、前に家具屋さんがあったところは今風の飲食店に。これはバーガーとビールのお店。
こちらの額と絵も売るお店は、前からありました。なんか嬉しい。
中ほどに行くと、チョンピの広場が。昔はここにバラック小屋のようなものが並んでいて、昔ながらのアンティーク屋さんが軒を連ねていたんです。その雰囲気が大好きで、あてもなくふらりとお店を覗くのが楽しかったのですが、今はサンタンブロージョ広場の向こう側、簡易アーケードような場所に移設されました。そこも市場に行く前に寄ってみたのですが、店の数は減ってるし、何よりもあの風情がありません。今のチョンピ広場は何もなく整然としているのですが、移設させる大きな意味があったのかな・・・と寂しくなりました。
そんな中、新しいファッションやバッグの良さげなお店もあったのですが、一番気になったのはこのお店!雰囲気からすると昔からあったようですが、今回初めて気づいたコーヒー専門店「Caffe Magic」!看板に書いていた Torrefazione という単語は初めて見たので辞書を引いてみたら、「コーヒー豆焙煎所・販売所」なんですって。商品も気になりましたが、中で作業をするおじさんに、中に入ろうかどうしようか迷っているご夫婦の様子がなんかかわいらしかったです。
西側の端っこがこの薬局。ここから西にさらにまっすぐ行くとオリウオーロ通りになり、ドゥオモの裏側に出ます。一方、前に見える郵便局を左折すると、そこはもうサンタクローチェ界隈です。
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