サント・スピリト通り、スパーダ通り、ネーリ通り、トスカネッラ通り、ディ・コンティ通り、ポルタ・ロッサ通り、アルビツィ通り、サン・ヤコポ通り、ピエトラ・ピアーナ通り、サン・フレディアーノ通り、ジョベルティ通り、ストゥディオ通りに続くフィレンツェの素敵な通りシリーズ第13弾は、ズドルッチョーロ・デ・ピッティ通りです。
地図で見ていただくと分かるように、ピッティ宮殿の正面から伸びている細い路地。そして終わりはマッジョ通りまでで、100mほどの短い通りです。上には「ズドルッチョーロ・」と書きましたが、正確には「デ・ピッティ通り」で、この見慣れない Sdrucciolo という単語が通りを表す「Via」の代わりに使われています・・・ではこの Sdrucciolo の意味は?というと
Sdrucciolo
1.滑って転ぶこと、滑走
2.険しい坂道、急斜面
実際に歩いてますが、滑りやすくもなく坂道でもなく・・・きっとこの道が名づけられた当時またはそれよりも過去に滑りやすい道か坂道だったのかもしれませんね。
ともあれ、こんな短い道でもつい通りたくなるのは、職人系のお店が多いから。まずはピッティ宮殿側の入口にあるのがフィレンツェモザイクのお店。そして先に進むと美しい、そしてトスカーナらしいモチーフがいっぱいの Le Telerie Toscane 。いつも入りたいなーと思って時間切れなのですが、糸杉のアイテムは自分用にも欲しい!
ギャラリーにも写真を掲載しますが他にも家庭雑貨や洋服の個人商店も。メーカーものでなく、職人さんが自ら作ったものを置いているお店っぽいです。ギャラリーにも写真を掲載しますが、サント・スピリト教会のファサード柄のクッションには胸がキュンキュン。フィレンツェ好きさんへのお土産にも。
飲食店も3軒ほどあり、どれも行ってみたいものばかり。上の写真は昔ながらの食材店かと思いきや、それなりのお値段のするレストラン。その隣はオーガニックビストロで、とっても雰囲気がいいんです(こちらもギャラリーに写真あり)。そしてスペインのパンにのった軽食、タパス専門店も。やや駅から遠いエリアで用事がないと来なさそうなので、もうここでの食事を目的にしてフィレンツェに来ないといつまで経っても来られない気が💦
ピッティ宮殿、またはサント・スピリト広場に起こしの方は、ふらりとこの路地もぜひ通ってみて下さい。
ギャラリー(クリックすると拡大します)
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